ボルシチが赤いのはビーツが影響与えてる!さぁ今すぐ作り方をチェック
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料理
今回は、世界三大スープの一つ『ボルシチ(ロシア)』を作ってみたブログ記事です。
ちなみに他は、トムヤムクン(タイ)・ブイヤベース(フランス)・フカヒレスープ(中国)あたりをそう呼ぶみたい。
ボルシチ(たいめいけんレシピ アレンジ版)
そもそもロシア料理のボルシチ。
どうやら意味的には「紅汁」、つまり“赤い色のスープ”という感じ。
ロシアンレッドなんて言葉もありますし、赤(この場合は紅)という色が今回のボルシチを作るにあたって一つのポイントとなります。
そこそこ簡単なレシピ
材料(3人分)
- ベーコン(厚切り)100g
- 牛肉(切り落とし)200g
- ニンニク(せん切り)1片
- タマネギ1個
- ジャガイモ1個
- セロリ1/2本
- ニンジン1本
- ビーツ1/2個
- キャベツ1/4個
- オリーブオイル適量
- 小麦粉小さじ1
- 水(固形ブイヨンなど)600ml
- サワークリーム適量
- パセリ・黒コショウ適量
- (ケチャップ)大さじ2ほど(お好みで)
作り方
- オリーブオイルでニンニクを弱火で炒める
- 香りが出たら角切りにしたベーコンを加える
- 1.5cm角に切ったタマネギ・ジャガイモ・セロリ・乱切りしたニンジンを加えて中火で炒める
- 輪切りにしたビーツも加える(缶詰の場合は汁も入れる)
- 小麦粉を加える(ダマにならないように少しずつ)
- 乱切りしたキャベツ・水・牛肉を加え強火でひと煮立ちさせ、フタをして弱火で煮る(30分ほど)
- お好みでケチャップを加えて完成
- 器に盛り付けサワークリームを添えて、パセリ・黒コショウとか散らすのはどうでしょう
私はボルシチをスープ(飲みもの)という位置づけよりも、野菜などの具を頂く“食べもの”としたいと考えています。
ですので、具材には各種野菜の他にも牛肉やベーコンも使ってみました。
パッと見はトマトソースでその味をイメージするのですが、クチに含むと全然違う味なので意外と驚きます。
甘味と酸味とが合わさったのがボルシチ
一見すると酸味がありそうな色ですが、どちらかと言うと“甘い”優しい味。
基本的にはポトフに近い味で野菜の甘さや旨味がベースになっていると思います。
甘さを特に味わいたいので塩は一切入れていませんが、ほどよく酸味のあるサワークリームは味チェンジの為にも是非とも合わせたいところ。
ボルシチの食べ方のマストアイテムとして「サワークリーム」は忘れないでください。
そしてもう一つのマストアイテム「ビーツ」という野菜。
と言うか、ビーツが無ければボルシチにはならないと思われ。
生か缶詰のビーツが材料としては必須
なんと言ってもボルシチの最大の特徴は「ビーツ」という具材だと思います。
「ビーツ」はテーブルビートとかビートルートなど色々な呼び名があるようですが、見た目としてはイモみたいです。
上記のように私が購入した生のビーツの周りの皮は茶色。
でも画像検索してみると、もう少し容姿は“カブ”寄りで皮自体も赤色のビーツも目にします。
産地や種類とか時期などによっても違いがあるのでしょうか。
ビーツは缶詰でも売られているようですが、生・缶詰共どこのスーパーにも必ず置いてあるとは限らない珍しい野菜の部類に入ると思います。
赤色で甘いのがビーツの特徴
包丁で切ってみると、すごく固いという感じでもないです。
どうでしょう。
中身は結構な濃い赤色なのが分かりますでしょうか。
ビーツの皮をむいている時なんか、赤い汁が出て「うわっ!指切っちゃったか?」と血みたいな感じになります。
で、そのビーツの汁がボルシチの特徴的な赤色を決定づける。
トマト無しでも“赤い色のスープ”が出来上がります。
また、赤い色だけでなく“甘い”こともビーツの特徴とも言え、大根とかニンジンに近い食感や味という印象です。
野菜の甘さがとても際立っている食材だと思います。
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