今回の和歌山旅行の主な目的は世界遺産でもある「熊野古道(くまのこどう)」を歩いてみるということ。
よく聞く熊野古道ですが、あくまでも“道”。
その道の最終地点として参詣者たちが目指したのが熊野本宮大社。
『熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)』や旅行の宿泊先である『湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)』などに関しては以前のブログ記事に書いていますので宜しかったら読んで頂くとして。
今回はそんな熊野本宮大社へのアクセス・行き方という部分についてまとめておきたいと思います。
羽田から和歌山南紀白浜空港へ行き『熊野本宮大社』へと
関東(東京)方面から実際に私が行ったアクセス方法を紹介していきます。
所要時間や費用など含め、行き方については結構悩んで考えた末に決定しました。
今後行く方の参考になればと。
和歌山県・熊野本宮大社の位置関係
まず、和歌山県について。
言わずと知れた本州の真ん中「紀伊半島」。
紀伊半島の下部に、やや縦に長めに存在しているのが和歌山県です。
で、よく聞く“和歌山”市というのは北端。
基点となりそうな「和歌山駅」も同様で、地図で上にある大阪府と隣接しているような位置関係となっています。
今回の主役『熊野本宮大社』はそんな和歌山県の中でも真ん中から下の方、いわゆる南紀にあたります。
新幹線などの電車でのアクセス方法も
紀伊半島の形に沿うような感じで南紀には電車も走っています。
そして熊野本宮大社は紀伊半島の真ん中辺りにありますので、最終的なアクセスは南紀の左(田辺・白浜側)か右(勝浦・新宮側)からのバスになると思われます。
左側経由の場合は大阪が近く、右側経由の場合は愛知や三重が近いイメージです。
ですので、新幹線を使う場合は新大阪駅や名古屋駅などが一つのポイントとなるでしょう。
羽田空港からJAL便で南紀白浜空港へ
ちなみに、第1旅客ターミナルの北ウイング。
「JAL213便/羽田空港7:25発~南紀白浜空港8:40着/片道17,590円」です。
目的地の「南紀白浜空港」は紀伊半島の左下辺り(田辺・白浜の近く)に位置しております。
つまり飛行機で紀伊半島の左側「南紀白浜空港」まで飛んで、そこから専用バスというアクセス方法を私は選択しました。
熊野本宮大社への最終的なアクセスはバス
南紀白浜空港から熊野本宮大社へは専用の特急バスを利用します。
「明光バス熊野古道号/南紀白浜空港9:28発~熊野本宮大社11:50着/片道2,500円」です。
ここから紀伊半島の中まで入っていくのでそれなりにバスの乗車時間はかかります。
めちゃめちゃ綺麗な砂浜でしたよ。
そもそも海水浴シーズンには、この白浜を目的にして沢山の人が集まるみたい。
そして、2時間半ほどの乗車時間で終点バス停「本宮大社前(熊野本宮大社)」に到着。
途中のトイレ休憩は1回。
もちろん熊野本宮大社へは直ぐですし、足をのばして色々な所へ行くみたいな。
新幹線やLCCも交通手段として検討
やはり、関東(東京)方面から熊野本宮大社への行き方で一番早いのは飛行機だと思います。
紀伊半島の左下辺りの南紀白浜空港まで飛行機で、そこから専用バスというアクセス方法が基本かと。
ただ飛行機は早いのですが、その分お値段がお高い。
調べてみたところ、南紀白浜空港へは先述した私の交通手段“羽田空港からのJAL路線”のみ。
時期にもよると思いますが、1日3便で通常の片道運賃は32,790円です。
例えば新幹線など電車の交通費概算だと下記のような感じ。
「品川駅~新大阪駅(新幹線のぞみ)~田辺駅・白浜駅(特急くろしお)/5時間16分/片道17,000円」。
私のように“先得割引”系で飛行機チケットを取ればお値段はほぼ変わらない感じになるかと。
また、同じ飛行機だとしても南紀白浜空港まで直接飛ぶのではなく、和歌山市に近い関西国際空港まで行ってそこから特急系という案も考えられます。
その場合は各空港からLCCも使えると思うのでアクセスとしては面倒くさいですが、ある程度のお時間でお安く行けそうですので合わせてご確認ください。