テレビで紹介されていたその料理のレシピを参考にして、自分でも作ってみることにしました。
タレを作る際のポイントとして挙げられていたのが、まずショウガは大前提として、その他にニンニクやニンジンなども使いミキサーにしっかりとかけるというコト。
そして、ひと手間ふた手間と工程をかける。
これ最初に言っておきますが、ある程度のレシピを参考にしただけでしたが、相当美味しい生姜焼きが出来ましたよ。
ではまずそのレシピから。
豚の生姜焼き(洋食店キッチンマカベを参考に)
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 豚肉ロース(生姜焼き用)300g
- 塩コショウ適量
- 小麦粉適量
- サラダ油適量
- 砂糖小さじ1
- ショウガ20gほど
- ニンニク1/2片
- タマネギ1/8個(25g)ほど
- ニンジン1/10本(20g)ほど
- 水大さじ4
- みりん大さじ4
- 醤油大さじ4
作り方
- ショウガ以下の材料をミキサーにかけて(タマネギ・ニンジンなどは刻んでから)タレを作る
- それに砂糖を加えて火にかける
- よく混ぜて灰汁を取り、強火で煮たったら氷水で一旦冷やす
- 筋切りした豚肉に軽く塩コショウして小麦粉をふる
- サラダ油で脂身を外側にして豚肉を焼く
- 1分ほどで裏返してタレを加え混ぜる
- 煮たってきたら完成
ちなみに、この分量だとタレは多めに出来ると思います。
せっかくミキサー使うんだから多めに作っておき、良きタイミングで再利用してください。
作り方としては、
- タレを一度加熱することで、ショウガの味含めてまろやかにする
- 氷水で冷やすことで、風味が失われない
- 冷蔵庫に入れる場合はラップをしない(水滴が垂れてタレが傷むので)
- 温度が高いフライパンの外側で脂身を焼くことで、余分な脂や臭みが取れる
などの、ひと手間ふた手間と工程をかけてより美味しくする。
と言うか、今まで作っていた普通の生姜焼きは何だったのだろうかと言う位に美味しかったですよ。
ニンジンなど野菜の甘みもよく感じられ、豚肉の脂とも相性が良いタレだと思いました。
そして忘れちゃいけないのが、付け合わせのキャベツ。
あの豚肉とキャベツの相性っていうのも、本当に美味しいですよね。
タマネギはミキサーかけると変な味
で、このレシピ・作り方。
各材料をミキサーにかけるのですが、ひとつ気になる点がありまして。
私も実際にそうなったので、後学のために記しておきたいと思います。
タマネギってミキサーにかけると辛味というか苦味というか。
ともすると、鉄とかサビみたいな臭い・味になるんです。
レシピ通りタレになる材料をミキサーにかけた所、その嫌な臭い・味になりました。
苦味成分が原因なのか
調べてみると、タマネギにある苦味成分はその細胞が壊れるほど強くなるようなんです。
イメージ的な部分もありますが、包丁で切った程度では大丈夫ですが、ミキサーでゴリゴリにやるとその細胞破壊はより進みそうですよ。
確かにそう言えば、その嫌な状態のタレになった時は、タマネギの量が単純に多めでミキサーでドロドロになるまでかけたと思います。
「う~ん、変な臭いと味がするなぁ」と思って再度作り直した際には、量を減らしてミキサーにかける時間も短くしてみたところ、その臭いと味はかなり無くなりました。
でもまだ完全には消えていません。
また、タマネギ以外の材料にてミキサーにかけても大丈夫。
そこにタマネギを追加してやった途端に、その臭いと味が発生するので原因はタマネギで間違いありません。
気にしなくても良いのか
当たり外れと言うか、そのタマネギ自体が良くなかったことも考えられます。
また、結果的にはフライパンで焼く(火を通す)ので、その嫌な臭いや味は大丈夫になるのも事実。
ですので、あまり気にしなくても良いのかも知れませんが、生のタレ状態でも出来れば変な臭いと味はして欲しくないじゃないですかぁ。
なので私は、
- タマネギ自体の量を少し減らし気味に
- ミキサーはしっかりとかけるが、タマネギ追加後は少しだけ
- タマネギは水にさらすなど(塩もみ・電子レンジ加熱なども場合によっては)して、生で食べても良い状態に出来るだけしておく
という感じにしています。
まぁでも、冷蔵庫に入れてしばらく置いておいたら、その臭いや味が落ち着いてきた感もありますので、気にしなくても良いのかなぁ。