今回のブログ記事は【インドへの道 #3】。
「インドを知る」という目的のもと、インド料理にハマってみようと作ってみた「タンドーリチキン」と基本的には同様の味付けと作り方で鶏もも肉を利用した料理「チキンティッカ」。
ティッカ=小さく切り分けた肉という意味。
タンドーリチキンは骨付き肉を使いましたが、チキンティッカには一般的な鶏もも肉を(私の場合はお安いので鶏むね肉を)使います。
そんなチキンティッカは、タンドーリチキンと同様にヨーグルトなどのマリネ液に漬けこんでから作ります。
以前に紹介したその同様のものを又紹介してもどうなんでしょうと思ったので、今回はヨーグルトだけでなく生クリームも使用した『チキンマライティッカ』についてです。
チキンマライティッカ/北インド
マライ=乳製品という意味ですから、通常のチキンティッカよりも単純にクリーミーになり食感も柔らかくなります。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 鶏もも肉300~350g
- 塩コショウ適量
- 片栗粉小さじ1
- 青唐辛子2本
- 香菜(パクチー)10g
- プレーンヨーグルト大さじ2
- 生クリーム50ml
- 粉チーズ大さじ1
- おろしニンニク小さじ1
- おろしショウガ小さじ1
- 塩小さじ1
- カルダモン小さじ1
※カルダモンはパウダースパイス
作り方
- 鶏肉に塩コショウをもみ込む
- 青唐辛子・香菜・プレーンヨーグルト・生クリームをミキサーにかけ、粉チーズ以下の材料とかき混ぜてマリネ液を作る
- 鶏肉にマリネ液をよくからめてもみ込む
- 保存袋にマリネ液ごと鶏肉を入れて冷蔵庫におく(3時間以上)
- 片栗粉を混ぜ合わせ、オーブンやフィッシュロースターで焼く
歴代の料理ランキングで考えても結構上位入賞する美味しさだと思います。
スパイスの辛さとはまた違った生の青唐辛子の辛さと、カルダモンの良い香りが美味しさの決め手ですかね。
スパイスは「カルダモン」のみ。
ひとつのスパイスしか使っていないのにこの美味しさは驚きです。
逆に言うと、その唯一のスパイス「カルダモン」。
少々手に入れにくいスパイスなのですが、この料理には必須で使用した方が良いと思われます。
作り方として生クリームを使うのもポイント
先述しましたが、この料理名『チキン・マライ・ティッカ』のマライは乳製品という意味です。
画像から分かりますでしょうか。
スパイスの赤色や黄色と言うよりも、どちらかと言うと白っぽい色。
やはりヨーグルトだけでなく生クリームも使用しているのでその辺の白さが出ているのでしょうか。
ちなみに、マリネした焼く前の鶏肉はこちらです。
この時点が既に白いというかヨーグルトと生クリームによるクリーミーさが出ていますよね。
私は生粋のミルカーですから乳製品がそもそも好きなので、生クリームのコクも非常に美味しいと思えた理由の一つだと思います。
タンドーリチキンのレシピを参考に通常のチキンティッカも作ってみた
とは言うものの、通常のチキンティッカも作ってみようかと思い立ちまして。
作り方としては以前のブログ記事『タンドーリチキンを作ってみた』のレシピを宜しかったら確認して頂ければと思います。
そのレシピで作ったマリネ液を骨付き鶏もも肉ではなく、鶏むね肉に使って焼き上げました。
こちらの通常のチキンティッカに関しては、やはり赤色や黄色という印象ですかね。
味についてもこちらの方が見た目通りに単純にスパイシーです。
チキンマライティッカの方はコクがあってまろやかという感じ。
ケースバイケースだとは思いますが、私はチキンマライティッカの方が好きかもです。