この時期が旬だと思われるカツオ。
いわゆる「初ガツオ」。
私の記憶が確かならば以前『カツオを美味しい炙り丼に!ごま油と塩で最強アレンジ料理へと』というブログ記事を書きました。
基本はお刺身系で食べるとして、意図的に残しておいた部分を別料理へとリメイク・アレンジするということ。
私的感覚になりますが、やはり初鰹は味が薄めのイメージなので“油を使った料理”にするのがベターかなぁと。
今回はその、もう一品!な料理を紹介致します。
カツオの甘辛揚げ煮
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- カツオ1柵
- 小麦粉適量
- 七味唐辛子お好みで
- 水(例えば鰹・昆布だし)250ml
- 醤油大さじ2
- ザラメ25g
作り方
- 適当な大きさに切ったカツオに小麦粉を振り、油で揚げる(180℃)
- 水(出汁)以下の材料を強火で煮詰める(ツメとして粘りがでるまで)
- 火を止めたツメに揚げたカツオを入れてよく絡める
- 仕上げに七味唐辛子とか振るのはどうでしょう
この料理は“煮る”ではなく、何と言っても“揚げる”のがポイントです。
揚げたカツオに、作った「煮詰めタレ(ツメ)」を絡ませて食べる。
このように“具材を一旦揚げてから味付けをする”という料理って他にも結構あるんですよねぇ。
で、そんな揚げたカツオの食感とツメの味付けがよく合っています。
それと七味はマストではないですが、出来ればツメの甘さとピリ辛さのバランスを考えて振った方が良いと思います。
煮詰めタレ(ツメ)にはザラメを使う
日本人として“砂糖”と言えば「上白糖」でしょうか。
基本的にはその上白糖があれば問題無いとも思いますが、私は使い分けを踏まえて下記3種のお砂糖を常備しています。
- 上白糖/一般的な砂糖で万能タイプ
- グラニュー糖/紅茶やコーヒーに使う
- ザラメ糖/煮物などに利用
今回の煮詰めの“たれ”を作る際にはザラメを使いました。
もっと言うと、正確には「中双糖(ちゅうざらとう)」↓
いわゆる「中ザラ」。
カラメル成分が含まれているので茶色系です。
直接このザラメを食べてみると、まずシャリシャリとした感じを受けます。
噛んで味わってみると、ほど良い優しい甘さ。
私はその仕上がりの見た目や甘さなどの観点から煮物を作る時には「ザラメ糖」を使うようにしているのです。