色々と旅行に行っている私。
基本的には旅行≒名物料理を食べるという感じでおりますが、出来ればその土地の「温泉」にも入りたいですよねぇ。
それぞれの温泉には特徴があり違いもあったりします。
いくつかの温泉を回っていると、そういった比較ができるようになるのも面白いところ。
天然砂蒸し温泉 鹿児島は指宿の「砂楽」へ
という訳で、今回の九州は鹿児島旅行。
せっかく日本列島は最南端の方の都道府県まで行くのですから、少し変わった温泉が良いかなぁと。
したら一択、『指宿(いぶすき)』ですかね。
指宿までのアクセスは鹿児島空港から
アクセスとしては鹿児島空港から車で約90分。
直行バスも出ているよう。
地図的に言うと鹿児島県って逆Uの字になっていると思いますが、その左側は薩摩半島の下の方です。(ちなみに右側は大隅半島)
こちらは鹿児島空港から指宿に向かう途中に見えました「開聞岳」。
すごく立派で存在感ありありだったので思わず写真撮影。
「砂むし会館 砂楽」で砂風呂へ
指宿温泉で今回お邪魔したのがコチラ「砂むし会館 砂楽(さらく)」。
受付で入浴料1,080円を支払い脱衣所へ。
入浴料というか“浴衣レンタル費用”みたいな感じでしょうか。
頭に巻く用のタオルも必須。
タオルは購入も出来ますが、自前を持ち込みでも可みたいです。
はい。
そうです。
こちら「砂むし会館 砂楽」で入浴するのは、その名の通りメインは「砂風呂」です。
簡単に言うと、温泉により加熱された砂浜の中に埋まって血行を良くしたり体の老廃物を出す。
体もポカポカとし汗をかくので、温泉入浴と言うよりかはサウナに近いのかも知れません。
指宿温泉(砂蒸し)の入り方
脱衣所で浴衣に着替え(裸に浴衣一枚を着るスタイル)館内を外に出て海岸まで歩きます。
歩いて1分もかからないとは言え、裸に浴衣一枚・帯一本で締める何とも不安なスタイルで外を歩くというのが不思議な感じ。
浴衣のまま砂場に寝て、スタッフの方がシャベルで熱された砂を上からかけてくれます。
「お客さまの体調に合わせてご自身でお時間は調整してください。大体10分が目安です。」とのこと。
熱された砂とは言いますが、決してアツアツではありません。
よくある海水浴の直射日光が当たった激アツの砂とは違い、温泉の地熱でゆっくり温まった砂という印象です。
ですので砂の中に埋まった状態も、ゆっくりジワジワと熱が伝わって体が温まってきます。
かけられた“砂の重さ”もポイントで若干ながら体に圧をかける訳なので、湯船に入るよりも血行促進に効果があるとかなんとか。
個人差あると思いますが、私は10分でしっかりと汗が出ましてポカポカになったので砂蒸し終了しました。
珍しい天然砂蒸し温泉を満喫
砂蒸し終了後はザッと砂を落として館内へ戻ります。
戻りルートとしては脱衣所に帰る前に大浴場あり。
大浴場の前にレンタル浴衣をボックスに返却し、今度は本当の入浴をして砂など体を綺麗にしてから上がります。
そもそも『指宿』は一帯の幾つかの温泉地(摺ヶ浜温泉・弥次ヶ湯温泉・二月田温泉など)が集まっての総称みたいですね。
こちら「砂むし会館 砂楽」は、地図的に言うとその内の摺ヶ浜温泉に属しているような位置関係。
ともあれ、珍しい砂蒸しタイプの温泉を満喫できました。
また来るぜ、指宿。
そんな今回の九州旅行、ここ指宿以外にも熊本県の『豊礼の湯(わいた温泉郷)』へも行っていますので宜しかったら読んで頂くとして。