お恥ずかしい話ですが、正直言いまして今まで若い頃の私は興味がまったく無く・・・
ですが年齢が上がるにつれてソレも良くないなぁと思い、数年前から「紅葉」を意識的に見るようにしています。
ちなみに去年は『東海随一の紅葉・愛知県は香嵐渓(こうらんけい)』に行きましたので宜しかったら読んで頂くとして。
神奈川県の紅葉スポット「宮ヶ瀬」へ
で、今年はどこにしようか?と考えました。
紅葉の時期に“紅葉を綺麗に見たい”を目的とした旅行プランって結構難しいんですよねぇ。
単純に“見ごろ”の時期を外したくないですし、天気も雨だったら嫌だなぁと。
基本的には例年の見ごろに合わせた計画になると思いますが、今年は暖冬で・・・なんかでも変わってくるでしょうし。
そんな事ばかり考えていたら、紅葉の時期も残りわずかとなってしまい今年はある意味近場で探すことに。
神奈川県・紅葉なんてキーワードで検索したら良さげな所がヒットしました。
という訳で今年は、ダムや湖もお馴染み神奈川県は『宮ヶ瀬(みやがせ)』へ行ってきます。
宮ヶ瀬へのアクセスは最寄り駅の本厚木からバス
公共交通機関での行き方を調べてみると、JR相模原駅もしくは小田急線本厚木駅からバス(両駅からとも1時間ほど)のようです。
本厚木駅北口交番前のバス停から、厚01半原行8時40分発の神奈中バスに乗車します。
実際のバス乗車時間としては45分ほどで、目的地の宮ヶ瀬ダムへの最寄りバス停「愛川大橋」へ到着。
本厚木駅からの乗客はそれなりに居ましたが途中でほとんどの方が降車しまして、このバス停まで私を含めて3人のみ。
そしてココ愛川大橋で下車したのが私一人。
平日でしたが、この紅葉の時期。
宮ヶ瀬周辺は紅葉スポットとしてあまり人気が無い所なのでしょうか。
でも既に、このバス停から見える山々は良い感じに紅葉しています。
この画像から、山に雪が残っているの分かりますでしょうか。
そう、私が行ったこの日は「54年ぶり11月に雪」が降った次の日なのです。
宮ヶ瀬ダムまで周辺を歩いて行く
バス停「愛川大橋」で下車しますと、その名の通り橋の上。
バス進行方向に向かって左側へ大きく曲がるような感じで細い路地に入って行きます。
ココから宮ヶ瀬ダムまで徒歩で15分ほど進んで行きますが、途中もろもろ見ておきたいポイントがいくつかありました。
右側の上り坂は「県立あいかわ公園」へと向かい、私は左側の川沿いを歩く行き方をチョイス。
決して水が澄んでいるとは言えないのですが、不思議な感じのする水の色です。
そして段々とダムが近づいて来てるなという雰囲気が又良し。
この辺りは車ではなく、実際に歩いてみた方が雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
観光放流も迫力あり「宮ヶ瀬ダム」
初見で宮ヶ瀬ダムを見た時、普通に「おぉデケぇ」って言っちゃいました。
引きの画としてダムの写真を撮るとしたら、この橋の上からが一番良い撮影スポットな感じがします。
観光放流の実施日は要チェック
という訳で「宮ヶ瀬ダム」到着。
「宮ヶ瀬ダム」は156メートルの高さがあります。
ダム前は広場のような感じになっており、先述した県立あいかわ公園とを巡回する「ロードトレイン(愛ちゃん号)」も。
私が到着した当初はほとんど人が居なかったのですが、遠足の小学生も来たりと賑わってまいりました。
そう。
そうなのです。
本日は「宮ヶ瀬ダムの観光放流日」なのです。
あくまでも“紅葉を綺麗に見たい”という目的なのですが、事前調査を色々とした際に観光放流もあるとのこと。
だったらソレも合わせて見たいと考え、日程として本日を選んだのです。
ちなみに観光放流の実施日は、4月から11月の毎週水曜日・毎月第2日曜日・毎月第2第4金曜日。
実施時間は、午前11時と午後2時からの6分間。
ですので、日程調整や実施日の確認などは必須になるかと思います。
私は11月の第4金曜日。
午前11時からの放流を見させて頂きました。
目も耳にも中々迫力のあるダムの放流でした。
ダムを上がって「宮ヶ瀬湖」の景色も
こちら「宮ヶ瀬ダム」。
この年齢になり“高所恐怖症”が発症してしまった私ですが、せっかく来たのでダムの背中部分とでも言いましょうか上まで行ってみることに。
結構な広さがあります。
上がって来て、この「宮ヶ瀬湖」の景色も絶対に見た方が良いですね。
で、生まれたての小鹿みたいに足をガクガクさせながらも、高いダムから下を覗いて撮影した写真がコチラ↓
肉眼では見ないでカメラだけ前に突き出して撮影したのですが、ちゃんと撮れていて良かったです。
という訳で紅葉だけでなく良い景色も見れました。
また来るぜ、宮ヶ瀬。