現在のところ私は鍋やフライパンに、琺瑯(ホーロー)だったり鉄製のモノを愛用しています。
以前から「素材として銅も良いよ」なんてことをチョクチョク聞いてはいまして。
ですので、銅製品に興味はありました・・・
今回、そんな銅モノを新しく買っちゃいましたので紹介したいと思います。
銅製の玉子焼鍋 購入までの道
でも銅製品って正直お高いんですよねぇ。
直径5センチほどの銅製の小さいソースパン(だと思われる)をお店で見たことがあるのですが、それで5,000円ほどはしましたから。
使用している金属量から考えても、銅は高い部類に入る素材なんだと思います。
それに意外と重いんです。
その小さいサイズの割にズッシリとくる重さには結構驚かされますよ。
銅製品の特徴としては熱伝導率が良く、鍋全体にムラなくその熱が均等に伝わるとのメリットが。
そうは言いますがお値段との兼ね合いもありますし、一生使おうと思っている鍋やフライパンも既に持っていますから、今さら銅鍋とかを買うのもちょっとねぇ。
卵焼きを上手に作りたい
話し少し変わって。
皆さん、卵焼き上手に作れます?
私は正直ヘタッピなんですね。
もちろん作れることは作れますけど、綺麗に出来ないというか。
そんな中、ちょっと良いお値段する“卵焼き専用のフライパン”を購入したら上手に作れるんじゃないかと思い立ちまして。
うん、そうです。
卵焼きが上手にできないなら「道具に頼ろうじゃないか」という素人的考えです。(恥)
で、色々と卵焼き専用の道具を調べていた所、モロモロと候補がある中で非常に良さげな『銅製の玉子焼鍋』を発見。
「もう買いだこりゃ」とイキオイでその玉子焼鍋を購入しました。
小さな玉子焼鍋/中村銅器製作所
本来なら銅製の鍋は本格的プロ仕様でお値段も高いのですが、コレは2,500円という破格値。
でも変なものではなくて、長きにわたり銅鍋製作を行っている中村銅器製作所さんが販売しているモノ。
お安い理由は、本来の規格サイズのモノを作るうちに金属・銅の端材が出るよう。
ある意味その余った銅を利用して作るので特価なんだそうです。
ですので、サイズは一般的な規格よりも当然小さめに。
例えば、一般的な銅の玉子焼鍋の規格品「縦16センチ横12センチ(卵2~4個)」に対して、こちらは「縦15センチ横10センチ(卵1~3個)」というサイズ感。
製作工程などは本来の規格品と同じ作りのようなので、ネック(と言えるかどうかは分かりませんが)は小さいサイズだということ。
でも一人分二人分ほどの卵焼きを作るのならば逆にそのサイズ感の方が良いのではと考え、初めての銅製品を買うことにした次第です。
銅の素材感など第一印象
実際に持ってみた感じ、こちらも銅製だけあってズッシリとした重さがあります。
安定性が高そうです。
銅っぽいカッパー色ですね。
ちなみに、上記画像にあるように本体内側はややくすんだ銀色。
これは銅板に錫(すず)を焼き付けているのだそう。
全体的に見てみると、端材を使っているからなのか意外と汚れやキズなどが付いています。
でもソレも職人さんの手作業・手仕事感があるので悪くないです。
一つ一つ違いがあるというか。
使っていく内に汚れやキズもそれなりに付いてくるでしょうし。
こちらも持ち易く良い感じですが、ややグラつきが気になるところ。
油でお手入れなどしてから実際に使ってみる
今回紹介した玉子焼鍋の画像類は、商品が到着した状態のまま。
その取扱説明書には「最初にお使いになる前に」などの卵焼きを作るにあたっての注意点が書かれています。
初めて使用する時は、まず洗剤でよく洗ってから油を鍋になじます為に“油ならし”をする。
まだ実施していませんので、これから油ならしなどを行って卵焼きを作ってみたいと思います。
はたして上手に作ることは出来ますでしょうか。
実際の卵焼きを作ってみた・使い勝手レビューなどについてはもう少し先のお話。
末永く使える道具『銅製の玉子焼鍋』。
これからよろしくお願い致します。
中村銅器製作所さんのウェブサイト
http://nakamuradouki.com/
私は今回紹介したこの銅製玉子焼鍋を中村銅器製作所さんのウェブサイトから注文しました。
楽天にも“似たような”サイズ感の商品はありますね。
もちろん銅モノ。
工房アイザワ こもの 100 玉子焼 関西型(銅製)(70085) |