インド料理を作ることにも慣れてきました。
今回のブログ記事は【インドへの道 #12】。
そして今回の主役食材は、そう「オクラ」です。
一見オクラって日本食的なイメージもあるのですが、結構海外料理にも使われているんですよ。
フレンチの飾り系に使われていたり、もちろん当インド料理でも具材として意外とよく見ます。
そんなビンディー(オクラ)を使ったインド料理『ビンディーマサラ』の作り方の紹介です。
ビンディーマサラ(オクラのスパイス炒め)/北インド
ビンディー=オクラでマサラ=複合スパイスという意味ですから、日本語的に言うと「オクラのスパイス炒め」という感じでしょうか。
ちなみに、インドの女性が額に付けている点の印あるじゃないですか。
あれも「ビンディー」って言うみたいですね。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- オクラ16本
- タマネギ半分
- ニンニク1片
- ショウガ1片
- トマト1個
- 水少量
- サラダ油大さじ2
- 塩適量
- クミンシード小さじ1
- コリアンダー小さじ2
- ターメリック小さじ1
- カイエンヌペッパー小さじ1/3
※クミンシードはホールスパイス
※コリアンダー以下はパウダースパイス
作り方
- タマネギは薄切りにニンニク・ショウガはせん切りにする
- サラダ油を熱してホールスパイス(クミンシード)を加える(泡立つまで)
- タマネギ・ニンニク・ショウガを強めの中火で炒める(タマネギが薄く色づくまで)
- ざく切りにしたトマトを加えて炒める(水分をとばすように)
- 弱火にしてパウダースパイス・塩を加えて炒め合わせる(焦げないように30秒ほど)
- 縦半分に切ったオクラを加えて中火で炒め、水も加えてなじませフタをして弱火で煮る(3分ほど)
- 塩で調味し完成
あくまでも、ビンディー(オクラ)が主役であるこの料理。
そのオクラを中心としたネバシャキ食感が良い感じで美味しいですね。
その味以外にもタマネギの甘さやトマトの酸味がこの料理を支えていてとてもよく合います。
また、このビンディーマサラをご飯のおかずとして考えた場合、オクラをそれなりの本数入れた方が良い感じです。
もちろんオクラ自体の大きさにもよりますが、少ない本数だと食べごたえが無いと思いますよ。
オクラの切り方について
皆さんはオクラの下処理として切り方はどうしてます?
特にヘタ(ガク)の部分。
- 単純に残す(そのまま使う)
- 黒いフチ部のみ削り取る
- 単純に切り落とす
など、色々な方法があるようです。
特に“茹でる”調理をする場合のポイントとして「中に水を入れない」つまりは穴を開けない方が良いみたい。
また、そのままだと緑の色合いや食感的な問題があるので黒いフチ部は取り除いた方がベターな感じ。
ただ面倒なのも事実。
今回のビンディーマサラを作る際に私は男らしくバスッとヘタを落とし縦向き半分に切ってみましたよ。
炒め系料理ではソチラの方が一般的みたいだし、それで良しとしましょう。