皆さんはもうそのコマーシャルは見ましたでしょうか。
なんかストーリーとしては、男性がブツブツ言いながら薄暗いキッチンで鶏肉を調理して“鍋”を作っているやつです。
その作っている鶏肉の鍋が凄く美味しそうでして。
ちょうど今の時期は鍋が似合う寒い冬ですし、実際に作ってみようと思い立ちました。
その鍋のCM。
正確には“鶏肉”自体のCMでして、日本ハムが出しているその名も『桜姫』というもの。
桜姫は一般的な鶏肉よりもビタミンEが豊富で臭みも少ないことが売りのようです。
とり鍋(日本ハム桜姫レシピ参考版)
で、ここまで言っておいてなんなんですが、私は『桜姫』を使いませんでした。
だって売ってなかったんですもの。
ですので、一般的な鶏肉を使って鍋を作りましたよ。
レシピに関しては日本ハムのオフィシャルサイトのを参考にしています。
そのレシピについて特徴的な部分を挙げると下記のような感じ。
- 鶏肉を2種類味わえる
- 鶏肉とネギは一度香ばしく焼く
- クレソンを入れる
まず、普通に考えたら鶏肉の調理法としては1種類かなと。
この鍋では「鶏団子」と「一口大に切った鶏肉」と2種類を味わえるので面白いなと思いました。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 鶏むね肉1枚
- 万能ネギ適量
- ショウガ1片
- 卵1個
- 塩小さじ1
- 鶏もも肉1枚
- 長ネギ1本
- クレソン適量
- 水450mlほど
- 顆粒だし(コンソメ系)適量
- お好みの具材お好みで
作り方
- 万能ネギを小口切りにショウガをみじん切りにする
- 鶏むね肉を細かく切り包丁でたたいてミンチ状態にする
- 鶏むね肉・万能ネギ・ショウガ・卵・塩を粘り気が出るまでよくかき混ぜる
- 鶏もも肉(一口大に切る)・やや長めに切った長ネギをグリルやフライパンなどで焼き目がつくまで焼く
- 水・顆粒だしが沸騰したら、鶏むね肉のタネをいくつかの団子状態に丸くして加える(スプーンなどを利用)
- 鶏もも肉・長ネギなど他具材も加えて煮込む
- 仕上げにクレソンを加えて、火の通り具合を見て完成
味付けとしてはシンプルな鍋ですので私はポン酢で頂きました。
コンソメ系の出汁ともよく合って美味しかったです。
そして、鶏肉以外に鍋に入れる野菜について。
通常の鍋であれば“緑の部分”として春菊とか水菜などを入れそうですが、レシピ的にクレソンを使いました。
珍しいというか今回の鍋の特徴的な部分の一つだと思います。
鶏団子はレシピ的に手間がかかるが絶対の価値あり
そして特筆すべきは“鶏団子の美味しさ”です。
鶏団子じゃない方の「一口大に切った鶏肉」は正直言うと想像できる味。
まぁそれとの比較もあるかも知れませんが、鶏団子の方は特に美味しいです。
ショウガの香りがまた特徴的で良いですね。
鶏団子は鍋に入れた他の具材に比べて手間がかかりますが、その分の価値はあると思いますよ。
ちなみに、今回使用したのは『使い勝手の良い一人用の南部鉄器の鍋』です。
かっぱ橋で買ったお気に入りの鉄鍋で、こういった鍋料理には頻繁に使っています。