なんか急に「大人として、ちょっと良さげな箸を使わねば」と思い立ちまして。
買いに行ったお店は、それこそオトナの街・銀座ですよ、ふっ。
箸の専門店『銀座夏野』
まず行き方から。
東京メトロ銀座駅、なんともオシャレなB3出口から地上に出まして家具屋さんが正面。
を、右に向かって歩きだし、車道をひとつ横切りましてその道沿いの右側にあります。
ちなみに、ここが本店(ビル1階)。
その日別件で有楽町駅まで歩いて行ったのですが、その途中にも支店がありましたよ。
素材も色々。すごく高級なやつもあるよ
店内には沢山のお箸が置いてあります。
主に、その形状ごとでグループ化され陳列されているようです。
八角形はこの辺、四角形はこの辺、削り箸はこの辺という感じ。
長さ・太さ・重さ等を実際に持ってみて確かめることが可能です。
で、購入するのは別にストックされているモノというのも嬉しいシステムですね。
また、当お店はオンラインショップ・通販もあるので同じ商品をそこでも買えるようですが、形状とかはまだしも持った感触や素材感なんかは実際に触らないと分からないですよねぇ。
種類なども色々と存在する中、目移りしまくり。
モロモロと見て触って悩んだ結果、『銀座夏野』さんにて良さげな箸を買ってきました。
- 削り箸 シャム柿
- 八角 縞黒檀
という2つの箸を購入。
でも本当に色々とありますよねぇ。
ピンキリでしょうが相当お高い値段のも置いてありましたよ。
自分用に買う人も勿論いると思いますが、ギフト・贈り物として買う人も多そうです。
箸先が欠けたりした場合は有料で修理もしてくれるとのこと。
木箸
天然木を使った木箸。
元々私は木製モノが大好きですし、その持った時の“木”の感触が良かったので購入しました。
木箸は使っていく内に、だんだんと木が白っぽくなってくるそうです。
その場合はオリーブオイルや椿油を塗ってケア・お手入れすると良いと聞きました。
削り箸 シャム柿
聞いたことありませんでしたが、名前からすると柿の木なのでしょう。
と思ったら、騙されるとこでした。
調べてみると柿の木とは関係ないとのこと。
元々、人気のある国産黒柿の代用として、「シャム柿って名前付けたらより売れるんじゃね」と考えて輸入したことが、そう呼ばれる始まりみたいです。
でも今ではこのシャム柿(本当はジリコテ等と呼ばれるみたい)自体も、人気素材になっているようです。
持ち手部分の形状はこんな感じになっていて、このデコボコ感が意外としっくりきます。
逆に先部分は柔い部分でもあるので、漆でコーティングされて黒くなっています。
“拭き漆”という文字通り、漆を塗っては拭くという作業の加工方法です。
八角 縞黒檀
ある意味もっともポピュラーだと思われる素材「黒檀(こくたん)」。
正確には、その中でも種類としては縞黒檀で作られたお箸です。
なんでも店員さんに聞いたところ、八角形はその形分の手間がかかるそうでその分お値段も少々お高い感じとのこと。
ともあれ、今回購入したこのお箸たち。