「あたらしいサラダの冬が来た。」という言葉で始まる、キユーピーのテレビCM。
もう見ましたか。
雪の中から取り出したキャベツ丸々ひとつを鍋に入れて調理しているやつ。
そのノンオイルきざみ玉ねぎのCMで使われている鍋、それがSTAUB(ストウブ)です。
見た感じ、私が持っている『ピコ・ココット ラウンド』と同一種。
しかも色もグレーで同じです。
そのCMのキャッチでもあります「野菜にドレスを着せましょう。」と言うように、もう1年と半年ほど使っていますが、確かに「野菜の調理に能力を発揮する鍋」だと感じています。
ストウブの鍋はその仕組み上、主に蒸気で調理するイメージ。
つまり“蒸す”ということ。
魚もそうですが、野菜も色々な調理方法がある中で“蒸す”料理は一番その食材の美味しさをダイレクトに感じられるのは私だけでしょうか。
今回はそんな野菜をたくさん使って、骨付き鶏もも肉をストウブでやってみようと思います。
色とりどり 鶏と野菜のココット焼き
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 骨付き鶏もも肉1本
- ナス2本
- タマネギ1個
- アスパラガス2本
- エリンギ2本
- パプリカ(赤・黄)各1個
- ニンニク1片
- オリーブオイル大さじ1ほど
- ローズマリー適量
- レモン果汁適量
- 塩適量
- 水100ml
作り方
- 鶏肉・野菜群を適当な大きさに切り、塩を振って30分ほど置く
- 鶏肉の水分を拭いて皮からしっかりと焼く
- 焼き目がついたら裏返し、しばらく焼いたら一旦取り出す
- その脂分も利用してオリーブオイル・ニンニクで野菜群にも焼き目をつける
- その上に鶏肉を戻して水を加え、弱火で蒸し焼きにする(5分ほど)
- 取り出しておいた鶏肉から出た脂分・オリーブオイル・ローズマリー・塩などを火にかけてソースを作る
- 火からはずしレモン果汁を加えたソースを全体にかけて完成
基本的には塩味のみ。
野菜もトロトロになって、鶏の脂・旨味を吸い込んで凄く美味しくなっています。
もちろん鶏肉自体も柔らかくて美味しいです。
使う野菜は何でも良さそうですし、ズッキーニとか使えばよりイタリアンらしく。
また、ソースの塩気もアンチョビを使えばさらにソレらしくなる気がします。
調理工程としては“焼き付け”が少々面倒くさいですが、切って焼いて蒸してだけなのでシンプルで簡単。
本来ならば、そういった焼き付けなどは別々のフライパンでやった方が良い気もします。
がしかし、ストウブの鍋はそういうのも全部出来るところが良いと思っているのでひとつの鍋でやっちゃいます。
その方が洗い物が少なくなる訳だし。
鍋の形 ラウンドとオーバル
STAUB(ストウブ)には、私が持っているラウンドという丸型とオーバルという楕円型があります。
基本的には丸型だと思われますが、それとは別にある楕円。
何でその型なのか分かりますでしょうか。
ようは細長い具材の調理に向いています。
よくあるのは“魚”でしょう。
以前『アクアパッツア』を作った時も、このラウンド22センチの鍋を使用したのですが、丸々1尾では入らなかったので半分に切らせて頂きました。
“その魚をそのままの形で”と考えると、オーバルが良いと思います。
今回の骨付き鶏もも肉もやや大きくて鍋に入り難かったので、骨付き部分と肉部分とで分けるように切りましたし。
汚れやサビのお手入れ
1年と半年ほど使っていて、汚れやサビとか気になる所ですがまぁ大丈夫そうです。
一時期、洗い終わった後に水気があると目立たないのですが、乾いてくると鍋内側の表面に白色の沈着物が目立つようになってきました。
調べてみると、どうやら塩の結晶だかなんだかが調理していく内に付着していることが原因のようです。
でもまぁ特に処理とかせずに気にしないで使っていたら、知らない内にソレも取れてくれた感じ。
ですので、使用後は「通常の洗剤で洗い、軽く拭いて、火にかけて水気をとばす」という後処理で大丈夫そうです。
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