とある筋からの情報によると、なんでも『フライド・バター・ボール(スティック)』なるものがアメリカで流行っているそうです。
まぁ簡単に言うと『揚げバター』。
最初聞いた時はそもそも意味が分かりませんでしたが、その名の通り具材としてのバターに衣を付けて油で揚げる。
“バターという脂を油で揚げる”という高カロリーなコッテリ間違いなしのシロモノです。
揚げた後にはお好みのソース、例えばチョコレートソースなどをかけて食べるよう。
と言うことは、料理というよりもお菓子・スイーツ寄りの食べ物なのでしょうか。
揚げバター(フライド・バター・ボール)
昨今のバター不足が懸念されているところでもありますが、なけなしのバターを使って私も作ってみることに。
作り方として正確なレシピはよく分からないので、あくまでも“こんな感じでしょう”というスタンスでやってみています。
また、アメリカで流行っているヤツはある意味固形のバター1本分とかをスティック状で使うみたいですが、流石にソレは勿体無いなぁと。
ですので、基本的な調理方法としての“少量をボール状で揚げる”という方法にしました。
もっと言うと、ボール状にするのも手間だなぁと思いまして通常の固形バターを適当な大きさに切って使いたいと思います。
イメージ的なレシピは下記の通り。
そこそこ簡単なレシピ
材料
- バター適量
- ホットケーキミックス(卵・牛乳含む)適量
作り方
- ホットケーキミックス・卵・牛乳を混ぜ合わせて衣を作る
- 適当な大きさに切ったバターに衣をつける
- 油で揚げる
衣は“料理というよりもお菓子・スイーツ寄り”ということから、ホットケーキミックスを利用しました。
作ってみた感想
衣を付けたバターの揚げ方ですが、多めの油で一気に揚げた方が良いかも。
私は揚げ物をする際は油をケチって少量で揚げ焼きとするのですが、揚げバターの場合はバターが溶け出すのを出来るだけ防ぐ為にも多めの油を使って周りの衣を全部一気に揚げる方が良いと思われます。
で、実際に食べてみた感想は意外としょっぱいなぁと。
ホットケーキミックス側の塩加減にもよると思いますが、食塩不使用のバターとかが良いかも。
基本的に中身のバターは溶けていますので、衣・ホットケーキミックス自体を味わう食べ物なのでしょう。
衣にバターを吸わせることにより、その香りや味を楽しむみたいな。
その衣には味が付いているので別にチョコレートソースなどをかけずに食べてみても良いかも知れません。
バター不足だし、高カロリーだし
う~ん。
バター自体もケチって少量で(と言っても一つ分それなりの量ありますが)今回は作ってみましたが、揚げバター本来の醍醐味みたいなものは感じられませんでした。
衣にガブッとかじりついた時に中からバタ汁ブシャーと出てくるみたいなアクティビティ感を演出するには、やはり固形のバターの結構な量を使う必要がありそうです。
ありそうですが、何かねぇ。
昨今のバター不足事情もありますし、高カロリーなメタボリカルな食品ですから体重を気にしている人にとってはねぇ。
という訳で話のネタに作ってみましたが、もう1回作って食べるか?と考えると「う~ん。俺は別にいいや」という感じですね。
単純に胃がムカムカする感がありますし、だったらホットケーキを作って上にバターをのせて頂けば良いんじゃない?と思ったメタボリック41歳の初夏。
でもまぁ焼いたホットケーキとはまた違った、揚げたパリパリ食感は楽しめますけどねぇ。