皆さんは食欲の秋の時期に『炊き込みご飯』を作りますか?
炊き込みご飯に“旬”というのも変な感じですが使う具材などを踏まえると、やはり秋という季節が最もイメージが合っているのでしょうか。
すごく簡単に言うと、炊く前に米に旨味を吸わせておくことが作り方の最大のポイント。
炊き上がってから具を混ぜ合わせるのとは違う訳ですね。
とか何とか色々言ってますけど、正直私は炊き込みご飯があまり好きではありませんでした・・・
と言うよりも基本的に「ご飯(米)はそのまま白御飯で食べたい」という考えが以前まで頭にありまして。
炊き込みご飯(3合分の炊き方)
ですので、お粥や雑炊とかもどちらかと言うとあまり好きではなく。
お茶漬けがその中でも特にご飯料理としては一番疑問があります。
炊き込みご飯は作ってもベチャベチャしたり逆に固すぎたりと失敗も多かったので苦手意識があったのかも知れません。
でも最近はコツを覚えて美味しく作れるようになったので、水加減など含めて一度レシピをまとめ書いておこうかと。
そこそこ簡単なレシピ
材料(3合分)
- 米3合
- 水500ml
- 昆布2枚
- 醤油大さじ2弱
- 酒小さじ2弱
- お好みの具材(タケノコ・油揚げ・シイタケ・アサリなど)
- 万能ネギ適量
作り方
- 鍋に水・昆布を入れてしばらく置いておく(2時間ほど)
- 火にかけて沸騰直前で止める(出汁をひく)
- 取り出した昆布1枚分ほどをせん切りにして具材に利用
- ボウルなどで米を研ぐ
- 出汁に米・お好みの具材・醤油・酒を入れてしばらく置いておく(30分ほど)
- あとは通常の方法で炊飯する
ご飯の固さも良い感じ。
炊き上がり蒸らし終わって混ぜる時、「ん?ちょっと固いかな?」とも思うのですが食べてみると丁度良いです。
むしろベチャベチャするよりも、やや固めの方が美味しいとも思いますし。
炊き込みご飯の作り方のコツ
そもそも『炊き込みご飯』の定義というか作り方のコツとしては下記。
- 具材と米を一緒に炊き上げる
- 出汁や醤油で調味しておく
- それらの味を米に吸収させる
- 少なめの具として入れすぎには注意
という感じになるかと。
ですので米を研ぎ終えてすぐに炊くのではなく、具材もセットしてから30分は放置して水分(昆布出汁)を吸わす方が良いと思います。
そして炊いている間にも具材から出る旨味が米に吸収されていくイメージなんだと。
ただし、その具材の入れすぎには注意してください。
また、食べる前に味付けとして軽く醤油をかけることと、万能ネギも炊き込みご飯をより美味しくするためにはマストアイテムだと思いますね。
ストウブで炊き込みご飯を作っています
以前のブログ記事で紹介しておりますが、私は『炊飯ジャーが壊れたのでSTAUB(ストウブ)の鍋でご飯を炊く』ことにしています。
そんな鉄鍋ストウブを使ってガス火で3合の米を炊くようになってから、炊き込みご飯も良い感じに出来るようになったのでソレもポイントなのかも知れません。
人によって通常の白御飯を炊く時の水分量があると思いますが、炊き込みご飯を作る時に私はそれよりも40ミリリットル減らすようにしています。
私の場合は3合炊き時に540mlの水を入れていますが、炊き込みご飯の時は500ml。
そこに醤油・酒と各具材を追加する。
この水分量の割合が私の中で黄金比率となっています。