本来ならばメバルやカサゴなどを使いそうな感じなのですが、この前見ていたテレビの料理番組で谷原章介さんがソレで作っていまして。
「ふぇぇ~、アジでアクアパッツアかぁ」と感心してしまいましたので作ってみることに。
確かにこの料理はイタリアンの中でも(私的感覚ですが)夏の料理のイメージがありますし、具材のトマトもまた同様です。
アサリはどうなのかなぁとも思うのですが、谷原章介さんが言うのならば間違いないのでしょう。
そして主役のアジの旬も夏ごろだと思っていますし、そもそも代表的な大衆魚ですからほとんどのスーパーで手に入り、お値段も手頃でそういう意味でも非常に良い魚チョイスですよね。
アクアパッツア
そこそこ簡単なレシピ
材料
- アジ大きめ1尾か小さめ複数尾
- ミニトマト10個
- アサリ(砂抜き済)100g
- ニンニク1片
- 水500ml
- オリーブオイル50ml
- 塩適量
- イタリアンパセリ・ルッコラとかお好みで
作り方
- アジのうろこ(ぜいご含む)・えら・内臓を取る
- 皮目に切り込みを入れて塩を振る
- オリーブオイル(ニンニク)でアジを弱火から中火で両面を焼く
- アサリ・水・ミニトマトを加えフタをして15分ほど煮る
- 塩やオリーブオイルで調味してイタリアンパセリ・ルッコラとか散らすのはどうでしょう
調理に使用したのは、STAUB(ストウブ)のピコ・ココット ラウンド22センチの鍋です。
そしてアジは33センチほどの大きめサイズでしたので、どう考えてもそのままでは入らないので半分に切らせて頂きました。
アクアパッツアはブイヨンとかの出汁を使わないのが特徴です。
ベースとなる“水”に魚介の旨味が出てきますので、味としては決して濃くなく素材自体の味を楽しむべき料理なのでしょう。
良い感じに柔らかく出来上がりました。
ほろほろと柔らかいアジの身をスプーンでほぐしながら一緒にスープも楽しむというスタイルで美味しかったです。
煮汁とからめたパスタ
適当なタイミングでアジの身を別取りしておき、それと鍋に残しておいたスープ(煮汁)に茹でたパスタも入れて全部を混ぜ合わせます。
基本的に材料は上と一緒ですので味はさほど変わりませんが、食感に変化が出てコレも美味しかったです。
あくまでも“シメ”なので、普段の一食としてのパスタよりも少なめの量にしました。
私はいつもなら「うわっ・・・私のパスタ、多すぎ・・・?」って、くち押さえちゃう位の凄い量を茹でて食べます。
パスタって予想以上に大量でも意外と食べれちゃいません?