えーっと、私が最も好きな食べ物のひとつに『ちくわの磯辺揚げ』があります。
もちろん皆さんも好きですよねぇ。
私の場合ちくわが好きなのか?磯辺揚げ(青のりの風味)という調理方法が好きなのか?については中々難しい切実な問題でもあります。
そんな中、先日テレビを見ていましたら『アジの磯辺揚げ』という料理が出てきまして。
その料理を作って実際に食べてみることで、ちくわ単体が好きなのか?磯辺揚げ自体が好きなのか?が何となく分かるかなと考えました。
という訳でアジ。
買ってきました↓
そのテレビで紹介していたレシピ的に考えると、そんなに大きくないサイズのアジが良さそうです。
一枚の大葉を二つ折りにしてアジを挟んで揚げるのでその程度の大きさがベターかと思います。
ちなみに、そのテレビは濱田岳さん主演のドラマ「釣りバカ日誌 ~新入社員 浜崎伝助~/テレビ東京」。
ドラマ内の広瀬アリスさんが教える「みち子のカンタンお魚レシピ」のコーナーで紹介されていました。
アジの磯辺揚げ
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- アジ(やや小さめ)3~4尾
- 大葉12~16枚
- 小麦粉大さじ3
- 片栗粉小さじ2
- 水大さじ5
- 青のり小さじ2
- 塩適量
作り方
- 小麦粉・片栗粉・水・青のりを混ぜ合わせて衣を作る
- アジを三枚に下ろして腹骨も取り、半身を半分に切る(小骨と皮はそのまま)
- アジに塩を振って大葉を巻く
- 衣をアジに付け、油で揚げる
- レモンや素揚げしたシシトウも一緒に盛り付けるのはどうでしょう
当レシピは、以前紹介しました『ちくわの磯辺揚げの作り方(青のり・あおさの違いなども含む)』も部分的に参考にしていますので宜しかったらヨロシクドウゾ。
という感じで完成しました↓
衣のカリッとした食感が良く、アジの身はフンワリと柔らかく揚がっています。
大葉を使ってアジの魚臭さを消す
この料理『アジの磯辺揚げ』。
レシピ的な最大のポイントはやはりアジを大葉で挟むところでしょうか。
その理由は、大葉(青のりも)を使うことによってアジの魚臭さを消せるということ。
実際に作って食べてみましたが確かにソレには頷けましたよ。
アジは皮を引かずに付けたまま揚げました。
本来ならば皮部分の臭みを若干ながら感じてしまうとも思うのですが、大葉によってその嫌な感じは受けませんでしたから。
もちろん小骨も取らずにそのまま揚げていますが全然気になりません。
磯辺揚げの衣は食材によって分量を調整する
えてして生臭くなりがちな、いわゆるアジフライよりも香りなども含めてコチラの料理の方が美味しくて好きかも。
とすると、この「磯辺揚げ」という調理方法自体が私は好きなのかも知れません。
もちろんノーマルな磯辺揚げとして“ちくわが好き”というのもあるかも知れませんが、この調理方法は他の食材にも利用出来そうで良いですね。
また、上記掲載のレシピ・分量で作ると衣の割合として若干“ゆるい”感じもします。
しっかりと衣が付いていた方が良いという人は、小麦粉の量を多く配分するなど適宜調整をしてみてください。
ただ、もっさりと衣を付けるより、今回のように若干ゆるめに衣を作ってサッとくぐらす程度で揚げた方が良い気もしました。
ちくわ位の太さ厚さがあれば衣も同程度の厚さでも良いかと思いますが、今回のアジしかも半身ですから衣もそれなりの薄さの方がバランスが良い。
衣が重くならない方がアジ自体をよく味わえると思いますので。
「ちくわの磯辺揚げは衣多め/アジ(魚半身系)の場合は少なめ」という感じが良いかも知れませんね。