ですが、とある筋からの情報によるとソレは「野菜」ではないかとも。
アボカドは果物であるっ!
で、調べてみました。
結論から言うと、『アボカドは果物』のようです。
すごく簡単に言うと“木になっているもの”だから果物に分類されるとのこと。
とは言うものの、アボカド単品の味・食感などから考えてみるとイワユル「フルーツ」とは違った感じもしますし、どちらかと言うとジャガイモに近い感じもします。
そして逆に言うと、樹木になるものではなく“茎とかツルになるもの”は野菜に分類されるとのこと。
その決め事の定義だとスイカやメロンやイチゴなどは野菜。
よく聞く「スイカは野菜」というのは分からなくもないですが、メロンやイチゴは明らかに果物のイメージじゃないでしょうか。
アボカドの食べ方
ともあれ『森のバター』とも呼ばれるアボカド。
あのネットリした食感が特徴ですよねぇ。
そんなアボカド。
それ単品で食べても不味くはないですけど、フルーツ系に比べるとあまり味しないじゃないですかぁ。
逆にソコが良いところでもありますよねぇ。
食べ方として果物・フルーツの場合、やはりそれをオカズにして白飯を食べるというのも無理な感じがします。
ですがそう考えるとアボカドの場合は、果物でありながらオカズ系にもよく使われる食材です。
基本的にはサラダやディップなどに使われると思いますが、今回は下記の2料理を作ってみました。
アボカドとエビでトマトのファルシ
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- トマト2個
- アボカド半分
- むきエビ6尾ほど
- 酢・塩少量
- オリーブオイル適量
- マヨネーズ適量
- レモン汁少量
- 塩コショウ適量
作り方
- トマトは湯むきして、フタとなる部分を切り中身をくりぬく
- アボカドは1cm角ほどの大きさに切る
- むきエビを酢・塩を加えた熱湯で茹でる(1分ほど茹でたら1cm幅に切る)
- マヨネーズ以下の材料とアボカド・むきエビを混ぜ合わせる
- 中身をくりぬいたトマトの中に詰める
- フタをしてオリーブオイルかけるのはどうでしょう
今回の主役でもあるアボカドとエビを混ぜ合わせてディップ的なものを作りまして、トマトの中に詰めてみました。
ちなみに「ファルシ」とは、ひとつの食材の中にそれとは別の食材を詰めた料理のことを言います。
フランス料理などによく見られる料理形態ですかねぇ。
このトマトのファルシも前菜(この場合はアントレ)的な感じで頂きました。
アボカドとエビでディップを作っておけば、何にでも合いそうな感じがします。
アボカドとジャガイモでコロッケ
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- ジャガイモ2個
- アボカド1個
- チーズ適量
- 塩コショウ適量
- 小麦粉・溶き卵・パン粉適量
作り方
- ジャガイモをラップでくるみ電子レンジで加熱する(12分ほど)
- 柔らかくなったら熱いうちに皮をむいて潰す
- 1cm角ほどの大きさに切ったアボカド・チーズ・塩コショウと混ぜ合わせる(アボカドは食感を残すようにザックリと)
- タネを適当な大きさに丸めて、小麦粉・溶き卵・パン粉の順で衣をつける
- 高温の油で揚げる
コロッケの基本具材であるジャガイモにアボカドを混ぜ合わせてみました。
巨大フードフェス「まんパク」でもお馴染みのアボカドチーズコロッケもある訳ですから、“アボカドをコロッケにする”のはアリなんだと思います。
“アボカドをコロッケにする”のが美味しいとなると、やはりアボカドはジャガイモに近い存在「野菜」という気もしないでもないですよねぇ。
で、このコロッケの食べ方として。
【アボカドは野菜か?問題】もさることながら、【調味料はどうするか?問題】も勃発します。
タネには塩コショウしているのでそのままで食べても全然美味しかったのですが、私の中ではコロッケにはソースという基本姿勢があります。
そのソースも美味しかったのですが、特筆すべきは「醤油」。
醤油で食べてみたらコレマタ美味しい。
アボカドのトロリとした食感が一番よく味わえたのは醤油でした。
最後に、そもそも『アボカド』ですよ。
『アボガド』じゃないですよっ。