今回のブログ記事は『カルボナーラ』のお話。
いや、カルボナーラに限ったことではないのですが、よくレシピ本に“黄身(卵黄)のみを使う”って書いてある料理あるじゃないですか?
たしかに、黄身のみを使った方が味は濃くまろやかになりますし美味しいです。
ですが、卵を割った際に黄身と白身に分けるのが少々メンドクサイですし、もちろん残った卵白を捨てるのもモッタイナイ。
かと言って、卵白だけ別容器に入れて冷蔵庫保管しておき、翌日以降の何かしらの卵料理に付加して使うというのも・・・
その卵白を入れておいた別の容器が洗い物になるのも又メンドイ。
“冬の冷たい水での洗い物が発狂するほど嫌い”でお馴染みの私は、少しでも洗い物を減らしたい派です。
カルボナーラを作るたびに、したら単純に、普通に卵を割って全卵その時その場で使い切る方が何だか効率的だと思えて来まして。
あと、カルボナーラと言ったら「=生クリーム」という風潮。
はい。
たしかに、生クリームを使った方が明らかに濃厚で好みの味で美味しい。
ですが、生クリームって家に常時置いてあります?
「じゃぁ今夜はカルボナーラ作るぞ」と思い立っても、生クリームが無いからスーパーへ買い物に・・・というのも何かねぇ。
意外と生クリームってお値段するし・・・
という訳で、それらモロモロを加味して各種網羅して美味しくできたカルボナーラのレシピがこちら。
スパゲッティ カルボナーラ
そこそこ簡単なレシピ
材料(1人分)
- ベーコン(かたまり)50g
- オリーブオイル大さじ1/2
- 卵(全卵)1個
- 塩小さじ1/3
- 黒コショウ(ソースおよび仕上げ分)小さじ1/3
- 牛乳40ml
- 粉チーズ大さじ1.5
- パスタの茹で汁小さじ1
作り方
- ベーコンはやや太めに切り、卵から粉チーズまでをボウルで混ぜ合わせる
- オリーブオイルでベーコンを弱火で炒める(しっかり脂を出す)
- 沸騰したお湯に塩を加えスパゲッティを茹でる
- ボウルに茹で汁・ベーコン(脂分含め)を加えて混ぜ合わせる
- 茹で上がったスパゲッティをボウル(ソース)に加えて混ぜ合わせる(火にはかけないで余熱調理)
- 器に盛り、仕上げに黒コショウなど振るのはどうでしょう
うん。
美味しいです。
チャチャッと作る(わざわざ買い出しに行かない/できるだけ家にあるもので)をテーマにしてはいますが、「ベーコン」は外せないかと。
しかも太めのベーコンの方が食べごたえあってオススメです。
生クリームと濃厚さについて
“生クリームの代わり”と考えてパッと思いつくのは「牛乳」なので材料に採用して使っています。
なんでも本場イタリアではカルボナーラに生クリームは使わない模様。
で、牛乳も使わずに「パスタの茹で汁」を使って、とろみを付けていくとのこと。
ただ、この形式で作ったこともありますが中々に難しく・・・
また、上記レシピの分量で作りますと、ややソース(水気)が多く出来上がるかと思います。
悪く言うと“薄め”ですので、好みに合わせて牛乳・茹で汁の量は調節してください。
簡単に効率的に作りたいが
また、洗い物が増えることになるので、本来は「ボウルも使いたくない」というのが本音。
卵液ソースに火が入り過ぎることを防ぐため、フライパン上ではなくボウル内で茹でたパスタをからめています。
ソース具材は前もって混ぜ合わせておかないと、さすがに手際が悪くなります。
ですので、パスタが入る“大きめ”のボウルを最初から使い、具材の混ぜ合わせからパスタをからめる最後まで通しで使うことに。
ベーコンを焼いて出る脂分もソースに利用したいので、やはりフライパンとボウルは必要になるのかと。