友人の東南アジア旅行のお土産に頂きました、この『タイカレー』のもと。
ありがとうございます。
今回は“ある意味”本場の本物のそれを使わせてもらい料理をしてみたお話。
とは言ったものの私は「自宅でカレー作らない人なんでぇ」でお馴染みですから、カレーのルーを溶かして・・・なんていう料理をしたことがありません。
理由は自分でもよく分かりませんが、その変なコダワリはこれからもずっと続いていくことでしょう。
ですが、折角お土産に頂いたメイドインタイの本場のものですからこれは作っておかないと。
そもそもこういったグリーンカレーやイエローカレーなどと呼ばれるタイカレー全般。
本来はタイ料理の「ゲーン」という汁もの料理です。
そのゲーンのスパイスの効いた味が非常にカレーに似ていたことから、日本人的にグリーンカレーなどと呼んでいるということ。
つまり今回私が作るのは「ゲーン」。
ですので「自宅でカレー作らない人なんでぇ」は今後も継続されるのですよ。
ゲーンいわゆるタイカレー
主な材料は下記レシピに書いてありますが、あくまでも何となくのイメージレシピです。
それと言うのも、お土産で頂きましたパックにはタイ語だと思われる言葉でレシピ・作り方が書かれています。
一応英語でも簡易的に掲載はされていますが、恥ずかしながら私は英語が苦手でして。
なんとな~くワードとして入ってくるのは coconut cream とか chicken とか boil とか。
ですので、作り方として本当に正しいかは分からないのですが、結果的に下記レシピで美味しかったので良しとしましょう。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- ナス1本
- パプリカ(赤・黄)各1/4個ほど
- 鶏むね肉150g
- タイカレーのもと(粉末)30g
- ココナッツミルク425ml(1缶分)
- 鶏がらスープのもと(粉末)大さじ1弱
- ナンプラー大さじ1
- 砂糖大さじ1弱
- バジルの葉(飾り用含まず)6枚ほど
- 塩コショウ適量
- サラダ油適量
作り方
- ナス・鶏肉を一口大に、パプリカは縦にやや大きめに切る
- サラダ油でナスを炒める
- タイカレーのもとも少し炒めてココナッツミルクを加える
- 鶏肉・鶏がらスープのもと・ナンプラー・砂糖を加えて煮込む(20分ほど煮る)
- パプリカ・塩コショウ・ちぎったバジルの葉も加える(8分ほど煮る)
- スープとして完成したらライスと共に器に
- バジルとか飾るのはどうでしょう
と言うか、お店で食べるタイカレーの味がちゃんと味わえた気がします。
具よりもココナッツミルクが最重要か
最初にパックを開いた時にショウガでしょうか、結構スパイシーな香りが印象的。
また、鍋で煮込んでいる最中に味見をした時も結構辛めというかスパイスが強い感じを受けました。
「あれ?レシピの分量ミスったか」と不安もよぎりましたが、結果的にはソレで良かったと思います。
“主材料がココナッツミルク”ということと、“しっかり時間をかけて煮込む”ということがポイントかなと。
ココナッツミルクは単純に甘めでそのスパイシーさを調和してくれると思いますし、煮込む・煮詰める感じにして味をまろやかに出来るといったところでしょうか。
上記レシピとして、その材料すべてが無いといけない訳ではありませんが、このココナッツミルクだけは水などで代用せずにスープ部分のほとんどを占めることになりますので必須だと思います。
「ゲーン」として色々な食べ方があるとは思いますが、今回は単純に“ライスと共に”としました。
一般的な通常のお米(タイ米とかではなく)を使いましたが全然問題無く美味しかったです。
タイカレーの残りをアレンジして、って言うかそのままパスタに
そして、そのスープが結構余ってしまったのも事実。
翌日はそのスープ・ソースを利用した料理を食べたいと思いました。
“ライス”としては前日に食べましたから、どうしようかなぁと考えて出した結論が「パスタ」です。
「茹でたうどん」にかけてカレーうどんにしようかとも考えましたが、私の場合スパゲッティは常備していますので改めて別に何かを買わなくても良い訳ですし。
パスタの場合はその前日のスープ・ソースをそのままでスープパスタ的感覚で使えそうかなと考えたのも要因の一つです。
カレーもパスタも両方好きな私ですが、今まで「カレーパスタ」は敬遠してきた部分でもあります、あえてね。
ということで今回、チャレンジ料理として作ってみました。
前日はスープの“汁感”が結構ありましたが、スパゲッティと和えたら予想よりも水気が無くなりました。
ですが、そっちの方が美味しいかも。
カレーソースとしてスパゲッティによく絡まっていますし、濃厚なコクがあって非常に美味しいパスタでした。
また、赤パプリカと黄パプリカが前日よりも旨味をよく吸っているのか、かなり美味しい具材に。
あくまでもスープなのでアレンジして色々な料理に使えそう
今回お土産で頂き、利用しましたパック。
タイトル的な箇所に英語で『Spicy Coconut Soup』と書かれています。
つまり、あくまでもスープということなのでしょう。
そのスープという定義であれば、今後としても色々な料理に使ったり合わせてみたりすることも出来そうですよね。