今回のブログ記事は【インドへの道 #4】。
「インドを知る」という目的のもと、タンドーリチキンやプラウンマサラなどスパイシーで辛味のあるインド料理を作りましたから次に欲しくなるのは飲み物。
そう、ラッシーですよ、ラッシー。
インド料理屋さんではお馴染みの飲み物『ラッシー』。
すごく簡単に言うと、いわゆる「飲むヨーグルト」だと思ってください。
私は元から生粋のミルカーなので乳製品・乳飲料が大好きですし、インド料理屋さんに行って料理を食べる場合は必ず一緒に注文します。
その土地の食文化って面白いなぁと思いますが、インド系の料理にはこのラッシーという飲み物が非常に合うのです。
香辛料・スパイスの効いた料理とヨーグルトとの相性が良い、とインドの人が遠い昔にそう気付いたからこそラッシーが定着しているんですよ、きっと。
“飲む”だけではなくインド系の料理自体にもヨーグルトはよく使いますから、そういう意味でも合うということだと思います。
「その赤ワインで煮込んだ料理に、その赤ワインが合う」といった基本的マリアージュと同じような考えですね。
ラッシー
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- プレーンヨーグルト200g
- 牛乳150ml
- ハチミツ大さじ2
- クミン小さじ1/4ほど
※クミンはパウダースパイス
作り方
- すべての材料をミキサーにかける(泡立つくらいがベター)
- 氷を入れたグラスに注いで完成
うん。
インド料理には「これこれ~」と言っちゃう位に美味しいですね。
食事中に飲むのは勿論のこと、氷で冷やしたラッシーを食後にグビッと飲むのもオススメ。
クチや胃に残った辛さをラッシーで洗い流すイメージとでも言いましょうか。
飲むヨーグルトと比較する
明治ブルガリアに代表されるイワユル「のむヨーグルト」。
このラッシーとどう違うのか?という疑問が浮かぶのは当然のことかと。
上記のレシピで作ったプレーンラッシーとの私的な比較見解となりますが、ラッシーの方が牛乳(液体)感が強いですかねぇ。
のむヨーグルトに比べてコクが弱くサラサラしているというかゴクゴク飲めちゃう感じ。
また、のむヨーグルトは酸味も特徴ですがラッシーの方はそれほど酸味は強くなく。
あくまでも“牛乳にヨーグルトを入れた”という味のイメージかも知れません。
まぁ勿論、ラッシーを作る際のヨーグルトと牛乳(場合によっては水も)の比率にもよると思いますが。
プレーンだけじゃなくマンゴーラッシーなどへ簡単アレンジ
適当なお好みの果物も入れることによってフルーツ系のラッシーにすることも可能です。
果物は生のものでも良いと思いますが、缶詰を使えば“缶汁”も一緒に入れちゃってコクや甘さを増すのがオススメ。
一緒に入れる果物種や量によって元の牛乳の量、フルーツの甘さによってはハチミツの量などを調整してください。
私はマンゴーの缶詰を利用しまして『マンゴーラッシー』へとアレンジしたりしています。
「ダヒー」と呼ばれるヨーグルト
インドの食文化について色々と勉強する為にインド系の料理をよく作るようになりましたが、“ヨーグルトの使用頻度”が高いことに気付かされます。
インドには「ダヒー」と呼ばれるヨーグルトがありますが、手に入りにくいので単純に私はプレーンヨーグルトを使っています。
使っているのはお馴染みのビヒダスBB536プレーンヨーグルト/森永乳業株式会社。
これからもインド料理を作る際にはビヒー、いや「ダヒー」色々とお世話になりますっ。