今回のブログ記事は【インドへの道 #2】。
熱しにくく冷めにくい私の現在のマイブーム「インドを知る」という目的のもと、インドの食文化について色々と勉強しております。
そんなインド料理にハマってみようと思い立ったキッカケなどは『第1回のタンドーリチキンを作ってみた』記事を宜しかったら読んで頂くとして、今回は『プラウン(プロウン)マサラ』についてです。
プラウンマサラ(エビのスパイス炒め)/南インド
プラウン(プロウン)=エビでマサラ=複合スパイスという意味ですから、日本語的に言うと「エビのスパイス炒め」という感じでしょうか。
また、一般的には『プラウンマサラ』と言うと、いわゆるカレー的な料理に分類されるかと思われます。
プラウンマサラで検索するとヒットするのは確かにカレーとしてですし、私のイキツケのインド料理屋さんのメニューでもカレーリストの中にプラウンマサラは入っています。
ですが今回はプラウンマサラをあくまでも“おかず”として作ってみることが目的なのです。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- エビ(ブラックタイガーなど)8尾
- タマネギ1個
- 青唐辛子2本
- 香菜(パクチー)適量
- サラダ油大さじ2
- 水大さじ1
- 塩適量
- マスタードシード小さじ1/2
- 酢大さじ2
- おろしニンニク小さじ1
- おろしショウガ小さじ1
- 塩小さじ1/2
- コリアンダー小さじ2
- クミン小さじ1
- カイエンヌペッパー小さじ1/2
- ターメリック小さじ1/2
- (ホールトマト)45gほど(お好みで)
- (片栗粉)大さじ1ほど(お好みで)
※マスタードシードはホールスパイス
※コリアンダー以下はパウダースパイス
作り方
- エビは殻をむいて背ワタを取る
- タマネギは薄切りに青唐辛子は斜め薄切りに香菜はざく切りにする
- 酢以下の材料をかき混ぜてペースト状にする
- サラダ油を熱してホールスパイス(マスタードシード)を加える(フタをして跳ねなくなるまで)
- タマネギ・青唐辛子を加えて強めの中火で炒め、ペーストを加える
- スパイスの香りが立つよう炒め合わせる(焦げないように30秒ほど)
- 水を加えペーストをなじませエビを加えて絡ませる
- エビに火が通ったら香菜を混ぜ合わせて塩で調味し完成
本来のレシピ(材料)として上記のエビ・タマネギ・青唐辛子については半分の量でした。
ただソレだと明らかに“おかず”としては少ないなぁと思い、それぞれ倍の量に増やしたのが上記のレシピです。
グレイビー(とろみ)な感じに仕上げたい
基本的なレシピ通りに作りましたのが上記の料理画像。
勿論これはこれで美味しかったのですが、やはりタレ感が足りないかなぁと。
もう少しタレとしてドロッとさせてエビなどの材料とよく絡める。
どうしたら良いかと考えたところ、それはトマトではないかと。
このプラウンマサラは酢も使うことにより酸味も味わう料理ですのでトマトであればその辺も合いそうです。
ちなみに、グレイビーというのはドロッとした“とろみ”感を表す表現です。
カレーが最もイメージし易いと思いますが、サラサラしたスープ・汁っぽいものはグレイビーが低い。
逆にドロッとモッサリとしたものはグレイビーが高いと言えます。
とろみを増した『プラウン(プロウン)マサラ改』
という訳で、そんな“とろみ”を出す為にトマトや片栗粉も使って作った『プラウン(プロウン)マサラ改』がこちら。
左手にご飯を右側におかずをというスタイルで考えた場合、量的にもコチラの『プラウン(プロウン)マサラ改』の方が合っている感じです。
また、特筆すべきはタマネギ。
理由はよく分かりませんが、タマネギの食感がシャキシャキでかつタレとよく絡まっていて凄く美味しいのです。
タマネギという野菜と香辛料・スパイスとの相性の良さを再認識できた料理でした。