そうなんです。
長年使わせて頂きました「炊飯ジャー(タイガーマイコン炊飯ジャー炊きたてミニJAR-A)」が故障してしまった模様。
炊飯ジャーが壊れてしまったので「ストウブの鍋でご飯(米)を炊く」ことを検討する
というのも、ご飯を炊こうと思っていつも通りにコンセントを差し込んだところ“ピピピ”と明らかなエラー音。
そして液晶画面には“無洗米を指し示す矢印マーク”と“アルファベットのCのような文字”の表示が。
どのボタンを押しても変わりなく無反応。
これではご飯を炊くことが出来ない状態です。
う~ん。
なんなのでしょう。
説明書にも掲載されていませんし、ネットで同様の症状を検索してもヒットしないんですよねぇ。
確かに、この炊飯ジャーは購入してもう10年以上は経っていますから情報としてはもう存在しなさそうです。
そもそも家電的に寿命ということも考えられますし。
じゃぁこれを機会に新しい炊飯ジャーを購入しようかとも考えたのですが、我が家には『STAUB(ストウブ)の鍋』があるじゃないかと。
前々より「ストウブの鍋でご飯(米)を炊く」というコトは色々な場面で見聞きはしていましたが、結局のところ炊飯ジャーの方が簡単でしょと思っていて一度も試したことは無く。
で、そんな炊飯ジャーが故障したことをキッカケにストウブの鍋でご飯を炊いてみることに。
結論から言うと、私が持っていた「炊飯ジャー(タイガーマイコン炊飯ジャー炊きたてミニJAR-A)」よりも美味しく炊けるということが判明しました。
コレは嬉しい誤算。
今回のブログ記事ではそんな「ストウブの鍋でご飯(米)を炊く」方法を紹介したいと思います。
ストウブ鍋での炊飯方法(3合分の炊き方)
私が所持しているストウブの鍋は『STAUB(ストウブ)のピコ・ココット ラウンド22センチ』です。
お使いのストウブ鍋のサイズによって、お米の量(合)や調理時間などが変わってくると思います。
私的な調査・実験をした結果、ラウンド22センチの鍋の場合「3合炊き」がベストチョイスです。
そこそこ簡単なレシピ
材料(3合分)
- 米3合
- 水600ml(1合につき200ml)
作り方
- ボウルなどで米を研ぐ
- ストウブ鍋に米・水を入れてしばらく置いておく(30分ほど)
- 中火にかける(8分ほど)
- 蒸気が出てきて吹きこぼれ始めたら最弱火にする(10分ほど)
- 火を消して蒸らす(12分ほど)
5分ほどでグツグツ言っているのが耳を澄ますと聞こえてくるのでフタを取らずにそのまま続行。
本来は開けない方が良いと思いますがフタを取って中を確認すると、おかゆ状態になっています。
中火で都合8分ほど経つと明らかに蒸気が出て吹きこぼれ始めたら最弱火に。
この火の切り替えが最大のポイント。
最弱火で10分ほど、蒸らしで12分ほどで完成。
ここで初めてフタを取るとこんな感じに炊き上がっています↓
ストウブ鍋と炊飯器との比較
まず印象的に、ストウブの鍋の方が後始末・後片付けがやや大変。
ストウブの鍋は非常に重いので通常でも洗うのが大変だったりします。
今回のようにご飯を炊いた後にお米が鍋の内側に結構こびりついてしまうので、それを洗うのはやはりメンドクサイ感がありますね。
また、炊飯ジャーはスイッチを入れたらほうっておいても良いというメリットについては、ストウブの鍋でもそんなに気になりません。
実際には、最初の中火で吹きこぼれし始めたら最弱火にする所までは様子を見た方が良いと思いますが、それ以外の工程はキッチンタイマーをかけて呼ばれたらアクションをする感じで大丈夫そうです。
つまり8分ほどはキッチンに居た方が良さそうですが、それ以外は鍋の様子はあまり気にしなくても。
そして中火から最弱火にして10分ほど。
その後は火を消して蒸らしますので、結果的に火を使用している時間は約20分位でしょうか。
まぁこれ位の時間なら全然問題無く許容範囲な気もします。
逆に、炊飯ジャーでご飯を炊くよりも実際早いと思いますし。
炊飯ジャーよりも美味しいお米が炊き上がる
そして何よりも「お米自体がもっちりして美味しい」です。
変な話、おかず無しで白飯のみで食べても進んじゃう位の美味しさで炊き上がりましたし。
これだったら新しい炊飯器・炊飯ジャーを購入しなくても、「ストウブの鍋でご飯(米)を炊く」方法で問題無さそうです。
炊飯ジャーを処分してしまえば場所も取らない訳ですからね。
ただ我が家はストウブ鍋をひとつしか持っていませんから、ご飯を炊いて煮込み系の料理もストウブで“同時に”作ることは出来ません。
順序を考えて調理するか、煮込み系の料理の時は前もって冷凍しておいたご飯をレンジでチンして食べるかなどは今後の検討事案です。