以前、ブログ記事で紹介した『グリコのレトルト・カレー職人を食べ比べ』した件。
当時はスーパーですごくお安いお値段(最安値)で売られていたのですよ。
今考えると、味の種類やパッケージデザイン・仕様などが2015年2月にリニューアルするということで、在庫的なものの“投げ売り”だったのでしょうか。
そんな当時には売られていた全種類制覇して食べてみた訳なのですが、今回リニューアルしたということで新しいのも食べてみることに。
ですが、結構レトルトカレーを食べ過ぎて飽きてしまっているのも事実。
あらためて全種類食べるのはちょっと・・・
ですのでリニューアル前には無かったと思われる「新作」を食べてみることにしました。
新作「なすとトマトのカレー」を食べてみた
全体的な雰囲気として、パッケージなど微妙な変化は見られるものの基本的にはそんな変わっていないと思われ。
商品の種類としても欧風カレーや老舗洋食カレーなどは存続していますが、逆に甘口や中辛と言ったノーマルタイプのやつが無くなった気がします。
で、明らかな新作として登場したのがこの「なすとトマトのカレー」。
レトルトパウチの電子レンジでの温め方が変更に
箱のパッケージデザインなどの変化はあまり見られませんが、“レトルトパウチそのままで電子レンジでチンして温めることが出来るようになった”のが最大の特徴でしょうか。
今までの仕様は、一度レトルトパウチから中身を少し深めのお皿に入れ替えてラップをしてから電子レンジを使用する流れでした。
つまり、レトルトパウチの袋自体にも変化が。
これ、画像から分かりますでしょうか。
レトルトパウチの袋にイワユル“弁”が付いているのです。
そしてその弁をよく見てみると“切り込み”が入っているのが分かります。
この切り込みがレンジでチンした時に袋内部の膨らんだ気圧的なものを調節する感じなのでしょうか。
ですが、切り込み・穴が開いているからといって逆さまにしたりしても中身が漏れてくることもありません。
どのような仕組みになっているのか不思議な感じです。
早速、レトルトパウチそのままで電子レンジでチンして温めてみます。
その最中に電子レンジ内部の様子を見てみると、温め始めて1分30秒位から急激にレトルトパウチの袋が破裂しそうな位パンパンに膨れ上がってきます。
そしてプシュープシューと何度か音が聞こえてきますので、この辺りが破裂しないような気圧調節の仕組みなのでしょう。
チンが終了すると、ゆっくりとその膨れは徐々にしぼんでいきました。
「なすとトマトのカレー」食べてみた感想
甘口寄りのイメージを受けました。
決して辛くはありません。
なすも幾つか小さいやつを目視確認可能です。
この『グリコのレトルト カレー職人』。
リニューアル後のお値段は私の行くスーパーでは98円ほど。
こういったレトルトカレーは単純に便利で、料理作るのが面倒くさいなぁという時には有り難く使わせて頂いております。
お値段もお安い訳ですし。
今後とも常備食・非常食として宜しくお願い申し上げます。
まずい!ビックリする位まずいんですよっ
ものすごく余談ですが、もう結構昔の話。
レトルトパウチのパスタソースみたいなものを頂きまして、食べようと思いました。
まず、鍋でお湯を沸かしてそのレトルトパウチを温めるじゃないですか。
そして次にパスタの麺を茹でる訳ですが、そこで私ひらめいちゃったんですよ。
そこに既に沸かしたお湯があるじゃないですか。
再度、水から沸かすのではメンドクサイ。
よって、そのお湯を利用しようと・・・
「この考えが間違いでした」
茹で上がった麺とレトルトのソースを絡めて食べたところ、いやぁ不味い。
ビックリする位に不味いんですよっ。
そう、パスタの麺自身にレトルトパウチ・袋の“化学っぽい”香りと味が染み付いちゃってるんです。
よく考えてみたらそりゃそうですよ。
昆布とかを使い出汁をひく場合も、昆布(具材)を茹でてその味が水分側に出ます。
なのでレトルトパウチ・袋自体がある意味具材になっていたということ。
レトルトパウチを茹でたことにより変な香りや味が出て、それでパスタを茹でちゃったから。
その昔の若い時は、そんな発想が出来なかったんでしょうね。
昆布とかの食品からは出汁が出るのはイメージ出来ましたが、レトルトパウチなどの素材からはそんなものは出ないと勝手に思い込んでいたのでしょう。
メンドクサイを優先したことにより悪い結果となる、という例ですね。