「趣味は園芸・観葉植物です」と言えるようになりたい私
いくつか手塩にかけて育てていますが、その内の一つ『ウンベラータ』。
寒い冬の時期を越え春になっても全然動きが無く。
そして今夏、やっとこさ動きがありましたのでブログに書きたいと思います。
結論から言うと、7月下旬~8月にかけて全ての葉っぱとは言いませんが9割ほど落葉しましたが、落ちた分以上の新しい葉っぱが生まれたという感じです。
ウンベラータの天芽
うちのウンベラータには俗に言う「天芽」が3か所ありまして(幹が3つに分かれているということ)、その部分がそれぞれ成長していくことになります。
その3か所の内、一番上の位置にあるヤツが動きを全然見せてくれません。
そこ以外の2つに関してはゆっくりながらも成長してくれているのですが。
成長していくとこんな感じになります↓
下の方から登って考えると、木っぽい色から変わって緑色になっているの分かりますでしょうか。
その緑色部分が、この夏前までに既に成長した部分というコトになります。
この時点で既に3枚の新葉が出ていますし順調です。
ウンベラータの成長記録
ソレとは反対に動きを全然見せてくれない一番高い位置にあるメインの天芽。
そんな最重要の天芽を観察しましたので紹介していきたいと思います。
2014年7月31日(木) 晴れ
花ではないですが「葉の蕾(つぼみ)」というイメージです。
ぷっくりとはしてきていますが中々動き出してくれません。
何回かつぼみの皮も取れ、今か今かと思っていたのですが「葉」としては出てきません。
もう少しアップでお見せします。
メインの位置にあるヤツが伸びようとしないので、横から「お前が伸びないんなら俺が伸びてやんよ」という感じで左側にもう一つ出てきているのです。
下からノックアップされてきたエネルギーが通常ならばメインのヤツに行く訳ですが、そこが止められてしまっているので横に“はみ出した”というコトでしょうか。
また、右側にも少しだけツノが出てきています。
2014年8月4日(月) くもり
メイン・はみ出し野郎とも少しずつですが大きくなっているのが分かります。
2014年8月11日(月) 晴れ
はみ出し野郎側が、葉と言うよりも茎っぽくなって明らかに伸びて成長しています。
また、この画像や上の画像にも写りこんでいる黄変した葉っぱがあるの分かりますでしょうか。
このように新しい動きがあると古い葉(下にある葉)は、プラスマイナスの考え方で黄色く変色してきます。
黄色くなりだしてしまった葉は緑色に戻ることは決してなく、そのままポトンと寂しいかな落葉するのです。
2014年8月13日(水) くもり
やっとこさ、メインもはみ出し野郎の方も2つとも蕾の皮も取れて中から新葉が生まれました。
方向を変えての一枚↓
その新葉に包まれるように次の天芽が既に存在し、もう結構な大きさに。
こうなってくると成長はスピードに乗ってくるので一安心。
2014年8月15日(金) 晴れ
先に生まれた葉っぱも成長して大きくなってますし、次の新葉が入っている蕾もぷっくりと膨らんでいます。
ウンベラータはこの蕾(つぼみ)のような赤い膨らみの皮がパカッと割れて中から新葉が出てきます。
その皮↓
基本的に成長は夜なのでしょうか、朝起きて様子を見るとその皮が床に落下しています。
2014年8月17日(日) 晴れ
この辺まで来ると、もうどれがどの葉っぱなのか分からない位たくさんの新葉が出てきていますね。
つぼみ状態で大きかったモノは、その後の葉っぱも比例して大きくなる傾向があると思います。
あぁそうそう。
この最重要天芽だけではなく、はみ出し野郎の方も順調です。
はみ出したモノだけあって、下に隠れた感じで伸びてきています。
2014年8月20日(水) 晴れ
つぼみから出てきた丁度の一枚↓
室内温度計が37度を記録しちゃったりした暑過ぎた今夏でしたが、その暑さに負けずに育ってくれて良かったです。
ウンベラータ 夏の成長期
総合して考えると、この夏前までに生えていた葉の9割ほどは落葉しました。
ありゃりゃ、はげちゃびんになってしまうのかと心配していた所、ぞくぞくと新しい葉が生まれて結果的には“いってこいでチャラ”、いやそれ以上に増えた感じも受けています。
ウンベラータは春先から夏前にかけて動きが無くやきもきしますがスロースターター。
動き出してしまえばモリモリと結構な成長速度で葉が生まれるということなんでしょうかね、きっと。
葉の枚数自体も増えて幹も10センチほどは伸び、下の方にある古い葉は落ちましたので、今までの“葉の茂り”部分がそのまま一段階上へと移動したイメージです。
ちなみに、「ストレリチア ニコライ(オーガスタ)の成長記録」も書いていますので宜しかったらヨロシクドウゾ。