はい。
佐藤健さん主演のドラマ『天皇の料理番(2015年/TBS)』に影響されて新しい包丁を買った次第です。
ドラマの主人公である佐藤健さんは見習いシェフ役なのですが、その体型などから“小さい”を意味する「ペティ(ペテ)」と呼ばれています。
洋包丁の種類の中でも、小さい包丁のことを『ペティナイフ』。
そのサイズから単純に小さい具材を切ったり野菜の皮をむいたりする場合は、こういった小さい包丁・ペティナイフの方が用途として向いています。
ドラマの中で佐藤健さんの見事な包丁さばきを見てカッコイイと思った私。
ソレに確実に影響されちゃって、とある日、みんな大好き浅草・かっぱ橋道具街へ行きましてモロモロ見て回り購入してきました。
楽天などのオンラインショップでネット購入も出来るとは思いますが、やはり包丁は直接的に手で触って使うモノ。
それなりに良いお値段するモノを買う場合は出来れば一生使えるモノを選びたい(ある意味“終活”)ので、納得するまで検討し実際に見て触って使い方などをイメージしてからじゃないと怖いなぁと。
スペシャルグレード ペティーナイフ12cm/WUSTHOF(ヴォストフ)
そして私が購入してきたのが、コレ。
『WUSTHOF(ヴォストフ)』のペティナイフ。
なんか読み方・通称的な感じで、ウィストフとかドライザックなどとも呼ばれているようですが、私はヴォストフ派です。
購入時はこのような箱・ケースに入っていました。
ちなみに、両刃の裏面はこんな感じです。
選び方として包丁のブランド的なこと
ちなみに、このヴォストフはドイツのブランド。
包丁としてまず日本製のモノと悩みましたが、日本で言ったら大阪・堺が有名なくらいにドイツ・ゾーリンゲンも刃物産地で有名です。
今回買うのは和包丁ではなく、あくまでも洋包丁を狙っている訳ですので外国産のドイツも良いかなぁと。
そんなヴォストフの中でも色々とグレードというかランクがありまして、価格面やデザイン面などから私が目を付けたのは「クラシック」と「スペシャルグレード」の2シリーズ。
この2シリーズを比較すると、「スペシャルグレード」の方がその名の通りグレードが良いらしく「クラシック」の同等のモノよりもお値段は2500円ほどお高い感じです。
選び方として刃渡りのサイズ・大きさ的なこと
そして次にペティナイフと考えた場合に意識するのが「刃渡りのサイズ(センチ)」。
そのシリーズの中で言うと、9センチ・10センチ・12センチのサイズが存在しています。
実際に持ってみると、一番ペティっぽく使いやすい長さとしては10センチのモノでしょうか。
この位の短い刃渡りだと小回りが利き便利そうです。
ただ実際に手に持って頭の中で色々と具材を切るイメージをしてみると、やはり“小さい”という印象も捨てきれず。
卵のスライスとかには適してそうですが、例えばやや大きめのタマネギを半分に切る動作では少し小さいかなという感じ。
そして逆に12センチのモノはその辺りの大きさには適してそうですが、ペティとしては若干大きいサイズの印象も受けます。
また、他ブランドも含めて8センチや9センチの刃渡りのペティナイフもあるのですが、これらは単純に小さ過ぎかなと思いました。
かなり使用する場面が限定されてしまうサイズ感と言いましょうか。
使い方としてアゴとか含めて応用の効きそうな大きさに決定
包丁の使い分けとして、本来ならばコッチの具材にはこの包丁をソッチの具材には別の包丁をという適したモノを使うのが良いとは思います。
が、洗い物もその分増える訳でして。
洗い物が大嫌いな私は、出来れば1回の調理で使用する包丁も1つ。
包丁の使い回しが出来る方が良いかなと考えまして、ユーティリティナイフというか応用の効きそうな刃渡り12センチサイズに決めました。
また、刃渡り12センチサイズとした場合、「クラシック」シリーズの方はいわゆるアゴの部分が無いというか使わないタイプ。
「スペシャルグレード」シリーズの方はアゴが使えて、ジャガイモの芽なんかもグリッと取れると思います。
アゴも使えるということはより使い回しが出来そうと考えまして、2500円ほどお値段は高くなってしまいますが結果的にスペシャルグレードに決めた次第です。
まだ数回しか使っていなく、目下鋭意野菜の皮むき練習中!
実際の使用感などは良き機会にまた書きたいと思います。
ヴォストフ スペシャルグレード ペティナイフ(両刃) 12cm 4066-12SG【02P01… |