はい。
寒い時期になりました。
もちろん皆さんも『おでん』作って食べてますよね。
私は秋冬の季節は好んで食べています。
すごく簡単に言えば、出汁にお好みの具材を入れて煮込めば完成する訳ですから手軽で良いですよ。
ちなみに私は煮込み系の料理を作る時は、以前『かっぱ橋で購入した一人用の南部鉄器の鍋』を使っています。
材質として熱量の確保(熱しやすく冷めにくい)も簡単ですし、少し小さいかなと思うサイズ感が逆に使い勝手が良いのです。
沢山の具材を使って多くの量を作るには不適ですが、一人分の少なめの量であれば時間も短縮できて良いと思います。
静岡おでん
という訳で、おでんを私は寒い時期になると作っているのですが今回は少し変わったものが食べたいなぁと思い立ち。
普段は白だし昆布系の出汁で煮込むという一般的なものなのですが、今回は食べ方や出汁の色が特徴的な『静岡おでん』を作ってみることに。
静岡おでんの特徴
諸説あるみたいですが『静岡おでんの作り方』を調べてみると、特徴や定義的には下記のような感じ。
- 出汁は牛すじ系で醤油ベースの味付け
- そんな出汁の色は黒
- 具材は串に刺す
- カラシだけでなく、だし粉や青のりをかけて食べる
静岡県特産の“黒はんぺん”なるものを使ったりもするようですが、その辺は手に入り易い具材を使って作ってみます。
そこそこ簡単なレシピ
材料(1人分)
- 牛すじ150gほど
- 水400mlほど
- 顆粒だし小さじ1/2
- 醤油大さじ2弱
- 酒大さじ2弱
- 砂糖小さじ2
- 塩小さじ1/4
- お好みの具材(チクワ・ゆで卵・はんぺん・コンニャク・さつま揚げ・昆布・大根など)
- だし粉・青のり・カラシ
作り方
- 牛すじを適当な大きさに切って茹でこぼす(2回ほど)
- 水から塩までの材料と牛すじを入れて灰汁を取りながら弱火で煮込む(60分ほど)
- おでんの各具材を串に刺す(必要に応じて下処理をしてから)
- 串に刺した牛すじも含め具材を煮汁に加えて弱火で煮込む(適量の水を加えて30分ほど)
- 全体的に味が馴染んだら完成
- だし粉・青のり・カラシもご一緒に
特に、出汁にも利用している牛すじが主役というか美味しいと思いました。
静岡おでんの特徴でもある「だし粉や青のり」をかけて食べてみましたが風味が上がって良い感じ。
また、おでんな所は変わらないのでカラシもやはりよく合いましたよ。
味付けとして醤油の量には気を付けて
各具材は意外としょっぱくはないですが、煮汁自体を直接飲んでみると醤油が効いていて結構しょっぱめです。
お使いになる具材に合わせて醤油の量は調節した方が良いと思います。
煮汁を吸い込みやすい食材を使う場合は、入れる順番や煮込み時間なども含めて適宜ご調整お願い致します。
おでんの具には何を選ぶのか?
上記画像の皿に盛り付けられていない鍋にある具材としては、はんぺん・ゴボウ巻き・イワシつみれ・さつま揚げ・昆布・大根など。
あくまでも“おでん一人分”というのをテーマにしていますから具材の種類や量が難しいですよねぇ。
というのも、単純に好きな具材を沢山食べたいじゃないですか。
私の場合はソレが大根で、ある程度の大きさ(太さ)のを2つは食べたいのですが鍋の場所を取ってしまいます。
で、もちろん色々な種類を食べたい気持ちもあるので、一人おでんは“具材を厳選する”という葛藤が最も重要なポイントになってきますねぇ。