そう、それは2014年11月頃から聞かれ始めました。
「ただいま品薄状態が続いております」との貼り紙がされ、スーパーの店頭から姿が消えています。
結構な頻度で近くのスーパーを見て回ったりもしましたがスッカラカン。
え?
バターですよ、バター。
バーターじゃないですよっ。
運良くあったとしても、こういう小さいヤツとかチューブタイプのヤツとか。
まぁそんな贅沢も言えませんから、とりあえずは小さいヤツでも購入しておきました。
バター不足の理由
年末の時期での不足だったので、ケーキ業界は「クリスマスケーキが作れないのでは」と悲鳴があがったとかあがってないとかニュースにもなっていました。
そもそもこのバター不足。
猛暑の影響や酪農家さん自体が辞めてしまったこと等で、単純に牛が減っているのが原因みたいです。
そうすると必然的にバターの原料である生乳の生産も減少、という理由のようですね。
バターとマーガリンの違い
バターが不足しているなら「マーガリンで良いんじゃね」というコトもあると思います。
実際にスーパーでは、バターは売り切れでしたがマーガリンは沢山置いてありました。
似てるようで結構違うその2つ。
まず、大前提として原料の違い。
生乳・動物性脂肪から作られるバターに対して、主に植物性脂肪から作られるマーガリン。
バターの代用品として作られた部分もあるので、マーガリンは味などで劣るが安い。
“生クリームとホイップの関係性”と同じだと思われます。
また、どうやらマーガリンに含まれるトランス脂肪酸というのがあまり健康上良くないと言われているみたいですね。
あと、これは勝手なイメージだと思うのですが、コンビニエンスストアで売られているパン・サンドイッチなどを食べると私ちょっとお腹が痛くなるんですよねぇ。
胃がムカムカすると言うか。
これもマーガリンが関係しているのでしょうか。
バターライス(炊飯器でやっちゃうタイプ)
で、なんだかんだでちゃんとした通常サイズのバターを手に入れることに成功した私。
なんだかその様は少し神々しくも見えます。
「やっと手に入ったね」と僕が言ったから一月八日はバター記念日、という訳で記念としてバターライスを作ってみたいと思いました。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2~3人分)
- 米2合
- タマネギ半分
- 水400ml
- コンソメ(固形タイプ)1個
- ローリエ1枚
- バター20g
- オリーブオイル適量
- 塩コショウ適量
- パセリお好みで
作り方
- 米を洗ってザルにしばらく上げておく
- みじん切りにしたタマネギをしっかりと炒める
- 米・水・コンソメ・ローリエ・タマネギを炊飯器に入れて炊く
- 炊いた御飯にバターを加え混ぜる
- 塩コショウで調味してパセリとか散らすのはどうでしょう
バターライスって作り方が色々とあると思いますが、今回は炊飯器でやっちゃうタイプで作りました。
ちなみに普段は、炊いた御飯をバターで炒めるタイプ(チャーハンみたいなこと)です。
で、一緒に盛ったのは鶏肉のトマト煮。
ソース的な意味合いでもあります。
バターライス単品で食べると、まぁ当たり前でもありますがバターの風味がよく感じられて美味しいですね。
ただソレだと脂肪分的な味が強く飽きてくるので、トマトソース部も食べることによりバランスを取る感じが又良し。
今回の炊飯器でやっちゃうタイプは材料を入れて待つだけなので簡単な気もしますが、味の美味しさではバターで炒めるタイプの方が上かなぁと思います。
もちろん、炊飯器自体の性能や水加減でも変わってくるとは思いますが、炊飯器で作ると若干脂が強くしっとりとしたイメージ。
チャーハン形式だとフライパンで炒めるので食感としてはパラパラ。
それぞれ良さがあるので、今後どちらの手法で作るか要検討事項だなと。