皆さんはお魚を調理して“余った骨”の部分はどうしてますか?
まぁ基本的には捨ててしまうとも思われますが、もったいないという意識もあり私は揚げて『骨せんべい』を作ることにしています。
ある意味“骨”まで食べてしまえば生ゴミも減る訳ですからエコですよ、エコ。
例えばアジ。
塩焼きにすることも多々ありますが、以前当ブログでも紹介した『アジの磯辺揚げ』やお刺身で食べる場合に三枚に下ろす訳ですがその内の1枚(骨付)が余る。
「三枚下ろし」はお魚を上から見た状態と仮定し、結果的にそれを「左側の身・骨・右側の身」と3つの部位に分けます。
両側の身はお刺身など実際の料理に使えますが、今回はその真ん中の一枚“骨”部分を調理する訳です。
そんな骨を使った『骨せんべい』という料理があることは昔から知ってはいました。
が、意外と抵抗がありまして「そこまでして食べるか」という意識もあり骨せんべいは作らなかったのですが、今ではアジをさばいた際には作るようにしています。
そんな訳で今回のブログ記事では『骨せんべい』の作り方などを書きたいと思います。
アジの骨せんべい
そこそこ簡単なレシピ
材料
- アジの骨(三枚に下ろして余った部分)2~3尾ほど
- 塩コショウ適量
作り方
- アジの骨に塩コショウする
- 低温の油で両面を揚げる(8分ほど)
- 全体的に火が通ったら高温の油で揚げる(1分ほど)
で、実際にこの『骨せんべい』を作ってみると全然食べられることに気付かされます。
というか「全然食べられる」とかじゃなくて凄く美味しい。
あと、揚げ終わると生の状態の時と比べて断然軽くなるのも面白いところ。
簡単で意外と食べれちゃう骨せんべいの作り方のコツ
揚げ方として基本は弱火でじっくりなのですが、最後は強火にするなどしてカリッとバリバリにさせた方が絶対に良いと思います。
そのバリバリという食感と塩加減が良い感じに美味しいのです。
アジの中骨の食感が良いのですが、その骨だけじゃなくヒレ系だって問題無く食べれちゃいます。
ご飯のおかずにはなりにくいとも思いますので、おやつ・おつまみ感覚ですね。
そもそも揚げ油の温度とか時間だけ気にしておけばレシピ的には揚げるだけで簡単ですし。
骨だけじゃなく単純に身の部分も美味しいのかも
“骨”せんべいとは言いますが、真ん中の骨部分にそれなりに身も残って付いていますからその身の美味しさでもあるかも知れません。
アジを三枚に下ろす際、骨部分に身があまり残らないよう綺麗にさばいた方が良いのか。
それとも逆に骨せんべいで食べることを前提に考えて、若干多めに身を骨に残すようにした方が良いのでしょうかねぇ。
また、私はアジの骨に塩コショウのみをして揚げていますが、場合によっては小麦粉も使ってみるのも味や食感が変わって良いかも。
ともあれ、本来なら捨ててしまう部分を使えるわけですし、なおかつ美味しいので一石二鳥。
当日にアジをお刺身などで食べて翌日には取っておいた骨を揚げてせんべいを作るという献立的な勝利の方程式。
余りものとして捨てるべきではなく、骨せんべいにした方が良いと思います。