私がその料理に意識的に出会ったのはもう10年ほど前でしょうか。
職場近くのちょっとオシャレなお弁当屋さんの一つの商品がソレでした。
そのタイだかベトナムだかの料理『ガパオライス』。
多分もっと前にも食べたこと自体はありそうですが、まじまじとその料理に向かい合って食べたのはソレが初めてだったかと。
今でこそベトナムやタイのお店も多いですが、当時はまだそんなに無かった気もしています。
結構好きなんですよね。
そのタイだかベトナムだかのナンプラーだかニョクマムだかのややクセのある香り・味付け。
どこの国の料理だか分からなくなる
で、私だけでしょうか。
いっつもベトナムとタイが国としてごっちゃになるの。
基本的には同じモノでもそれぞれの国で呼び方が違ったり、恥ずかしながら「あれ、コレはどっちの国のだったっけ?」と分からなくなることが多く。
ですので、思い立ったら吉日。
今回はまずその辺りをまとめておきたいと思います。
地理的なこと
大まかに言うと、中国の下あたりに半島あるじゃないですか。
最終的にマレーシアにつながる、いわゆるインドシナ半島。
そのインドシナ半島の右側(日本に近い側)で、縦に長い国がベトナム。
で、そのインドシナ半島の真ん中あたり。
面積が少し大きめな国がタイ。
ちなみに、タイとベトナムの間には上からラオスと下にカンボジアの2か国があります。
そしてタイの左にはミャンマー。
下にはマレー半島、つまりはマレーシアへと。
というような感じですね。
首都とか地名的なこと
ベトナムの首都は下の方にあるホーチミン・シティ(昔の呼び名はサイゴン)と間違えそうですが、上の方にあるハノイ。
なんか東南アジアのイメージで、様々な山というか岩というか島々があってソコの海で船が渡ってる画、よく見るじゃないですか。
そこ、ベトナムのハロン湾です。
一方タイの首都はインドシナ半島自体の下の方、バンコク。
よく聞くキラキラOLさん達の御用達プーケットは、ここタイ。
料理的なこと
東南アジア系のイメージがある料理名を国別に考えてみます。
まずタイから。
トムヤムクンやグリーンカレーとかでお馴染みのゲーンはスープとして有名ですよね。
今回の記事の主役・ガパオライスもタイ料理です。
次にベトナム。
有名なフォーや生春巻き。
バインセオやバインミーといったバイン系の粉物料理。
ベトナムコーヒーなんかもお馴染みですね。
そして両国の料理として最も重要な調味料「魚醤(ぎょしょう)」。
タイではナンプラー、ベトナムではニョクマムと呼ばれます。
前置きが物凄く長くなってしまいましたが、そんな『タイ料理ガパオライス』を作ります。
ガパオライス
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 合い挽き肉200g
- タマネギ半分
- ピーマン2個
- パプリカ(赤・黄)各1/4個ほど
- ナス1本
- バジルの葉(飾り用含まず)6枚ほど
- ニンニク1片
- 鷹の爪お好みで
- オリーブオイル大さじ1ほど
- 卵2個
- 鶏がらスープ100ml
- ナンプラー大さじ1
- 醤油大さじ1
- オイスターソース大さじ1
- 砂糖小さじ1
作り方
- 各野菜を1cm角ほどの大きさに切る
- 鶏がらスープ以下の材料で合わせ調味料を作る
- オリーブオイルでニンニク・鷹の爪を炒める
- 香りが出たらタマネギ・合い挽き肉・各野菜の順で炒める
- 肉に火が通ったら合わせ調味料を加える
- ちぎったバジルの葉も加え煮詰める
- 目玉焼きも含めて器に
- バジルとか飾るのはどうでしょう
何と言ってもナンプラーの味付けが必須です。
また、「ガパオ」はタイ語でバジルを意味するようなので、こちらも必須。
文字通りの『ガパオライス』になりませんから。
ビール的なこと
最後に、タイとベトナムのビールを投げ付け的に掲載して今回のブログはオヒラキです。
まずタイの。
軽くて爽やかなクセの無い味です。
続いてベトナムの。
左側「333(バーバーバー)」。
右側「ビア・サイゴン(サイゴン エクスポート)」。
なんかですね。
一見、同じビールにも見えますけど違うものです。
もう少しラベルデザインに違いを出した方が良いんじゃないかと勝手に心配しています。