そう、この冷製スープとの出会いは「東京ガスのCM ガス・パッ・チョ」だったかと思います。
恥ずかしながら、当時は『ガスパチョ』というスープの存在すら知らずにいました。
色々と料理をするようになりレシピ本などを見ると掲載されていたりもするので、その名称からも特徴があり有名なんだと思います。
でも、温かいスープ(シチューなど含め)はちょいちょい飲むとしても「冷製スープ」自体を家ではあまり作らなくないですか。
ちょっと良さげな料理店に行って前菜的に飲むくらいで。
ですが以前、『冷製スープの代表格・ヴィシソワーズ』を作ってみたところ結構美味しく出来ましてですね。
という訳で他の冷製スープも作ってみようと思い、今回のブログ記事では『ガスパチョ』を紹介します。
トマトのガスパチョ
なんと言っても冷製スープは夏の暑い時期にこそ飲むべきものだと思いますので、この季節にピッタリの清涼感です。
ちなみに、ヴィシソワーズはフランス料理。
ガスパチョはスペインでお馴染みのスープです。
そこそこ簡単なレシピ
材料(4人分)
- トマト大1個(200g)
- セロリ1/4本(20g)ほど
- キュウリ1/3本(20g)ほど
- 赤ピーマン1個(20g)ほど
- タマネギ1/8個(20g)ほど
- ニンニク1片
- トマトジュース120ml
- 赤ワインビネガー大さじ1/2
- 塩コショウ適量
- オリーブオイル適量
- 具材としての野菜(別分量としてのセロリ・キュウリ・赤ピーマンなど)お好みで
作り方
- トマトは皮を湯むきし種を取って、セロリは筋を取る
- キュウリは皮をむき、赤ピーマンは種を取る
- トマト・セロリ・キュウリ・赤ピーマン・タマネギ・ニンニクを適当な大きさに切る
- 切った野菜群とトマトジュース・赤ワインビネガーをミキサーにかけスープ状にする
- 出来上がったスープをこして、塩コショウで調味しオリーブオイルを加える
- 混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やして完成
まず単純にガスパチョの特徴である“酸味”が美味しい。
すごく酸っぱいということもなく適度な酸味。
材料の各野菜の香りが良い感じで、ニンニクの風味も効いていて食欲が増します。
スープの“具材”として夏野菜を入れる
ガスパチョは(固形の具材としての)野菜を入れずにスープオンリーという食べ方もあると思います。
実際、スープ単体でも美味しいですし。
私も最初はそう思っていたのですが今回は具材としての野菜も入れてみたところ、こっちのタイプの方が良いですね。
食べごたえも上がる訳ですし、生野菜のシャキシャキ食感が涼しさをより感じさせてくれました。
「冷製スープ=涼しさを貰える」という料理の目的に合っていると思います。
そんな具材には特に“夏野菜”を使った方がさらに良い冷製スープになるのではないでしょうか。
ガスパチョスープを使って「冷製パスタ」を作る
そしてガスパチョを意図的に作り過ぎておいた私は、翌日そのスープを使って「冷製パスタ」を作るのです。
基本的な材料や味付けなどは変えずに、冷水でしめた茹でたパスタを追加するイメージ。
本当は0.9mmパスタいわゆるカペッリーニ(日本語的にはカッペリーニ)を使った方が良さげなんですが、手元に無かったので1.3mmいわゆるフェデリーニサイズで作りました。
それでも、ガスパチョのソースともよく絡んで美味しく頂きました。
さっぱりした冷製スープ・パスタはやはり暑い夏によく合いますね。