みんな大好き『鶏肉』。
え?
「鶏むね肉」のことですよ。
もも肉じゃなくて、むね肉。
だって、もも肉って同じグラム量なのに倍ほどはお値段が高いんですもの。
その価格のお安さから、私は鶏むね肉の方をよく買います。
ここぞって時以外は鶏もも肉は買わないのです。
よく言われるのは、もも肉の方が柔らかくてジューシー。
むね肉は比べてしまうとパサパサで固くなりがち。
でも、鶏むね肉のお安さは牛や豚なども含めてやはり魅力的なのです。
若鶏のディアボラ風
そんな鶏むね肉を使って私は色々な料理を作っているのですが、中でも『若鶏のディアボラ風』というイタリア料理がメチャメチャ美味しく出来上がるのです。
その美味しさ・柔らかさだったら、むね肉で全然良いじゃんって思えるほど。
ですので、今回のブログ記事では最高に美味しい『若鶏のディアボラ風』の作り方を紹介したいと思います。
ん?
そもそも「ディアボラって何?」という話ですよね。
イタリア語でディアボラは“悪魔”という意味。
諸説あるみたいですが、具材であるお肉をフライパンなどに“押し付けて焼く”様子が残酷に見えるとかなんとか。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 鶏むね肉400gほど
- ニンニク1片
- ローズマリー適量
- オリーブオイル40ml
- 塩適量
- 白ワイン100ml
- レモン汁小さじ2
- カリフラワー・ブロッコリー付け合わせにお好みで
作り方
- 厚めに切ったニンニク・ローズマリー・オリーブオイルを混ぜ合わせてマリネ液を作る
- 鶏むね肉は一枚を三等分ほどに切り、マリネ液とよくからめて漬けておく(1時間以上)
- カリフラワー・ブロッコリーは塩茹でしておく
- オリーブオイルで塩を振った鶏肉を皮目から強火で焼く(ひと回り小さいフタなどを使って上から押さえつけるように焼く)
- 焼き目が付いたら裏返し少し焼いてから白ワインを加える(肉の焦げ付きを取りながらアルコール分を飛ばすように焼く)
- 鶏肉に火が通ったら取り出し、カリフラワー・ブロッコリーと共に盛り付ける
- 鶏肉を取り出して残った脂分に適量のオリーブオイルを加える(中火で混ぜ合わせて乳化させる)
- レモン汁も加えてソースを作り、回しかけて完成
マリネした効果なのか白ワインで煮る感じにしたからなのか、まず鶏肉自体がすごく柔らかくて美味しい。
そして、酸味の効いたレモンソースとの相性が抜群。
この料理は何度も作っていて白ご飯で食べるのも良いのですが、是非バゲット系のパンと一緒に食べるのが凄くおすすめ。
そのレモンソースをパンに付けて食べるとなお美味しくなりますよ。
ニンニクやレモン汁は材料として必須
ニンニクは絶対に本物(すりおろしチューブじゃなくて)を使うこと。
ニンニクから相当エキス的な旨味が出ていると思いますので。
そして、中国産ではなく青森に代表される大きめの日本産ニンニクをやや厚めに切って使うことも美味しさのポイントだと思います。
味付けとしては、ソースに使うレモンの酸味が最大の決め手。
生鮮的な理由から“本物”のレモンが無かったとしても、いわゆる瓶で売られているレモン汁でも大丈夫です。
オイリーな料理ではありますが、そのレモンの酸味で意外とサッパリと食べられます。