はい。
今回作ってみた料理は『ソルロンタン』です。
え?
知らない?
ご存知ない?
えぇ、私も知りませんでした。
友人から「クッパやビビンバも美味しいけど、ソルロンタンも良いよな」と聞きまして。
もちろんクッパやビビンバは知っていますけど「何ですか?ソルロンタンって」て感じでした。
まぁでも会話の流れからソレは韓国料理だということは検討がつきます。
で、調べてみました。
すごく簡単に言うと“韓国の牛骨白濁スープ”という感じでしょうか。
あくまでもスープ料理に分類されるみたいですが、食べ方として白飯と一緒に(もしくはスープに入れて)食べるようなので上記のクッパとかに近い印象も受けました。
ソルロンタン(鶏ガラ・ダシダを利用)
そして調理方法・レシピを確認すると、牛骨などを10時間ほど煮込むことで牛の旨味を出したり白濁化していくとのこと。
う~ん。
お店じゃないんだから自宅では流石にその煮込み時間は無いなぁと。
また、スーパーで牛骨を探しても置いていないんですよ。
そうなると本来のソルロンタンは作れないよなぁと思いつつも、鶏ガラなど各種代用食材で作ってみることに。
代用レシピとは言っても、より濃厚で美味しいスープが完成しましたよ。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 鶏ガラ300gほど
- 牛すじ300gほど
- 水1000mlほど(都合)
- ダシダ(韓国の牛だし)大さじ1
- タマネギ半分
- 長ネギ半分
- ニンニク1片
- 塩適量
- (牛乳)50mlほど(お好みで)
作り方
- 鶏ガラを適当な大きさに分割し、洗って水に浸けておく(60分ほど)
- 牛すじをやや大きめに切り熱湯で下茹でし、その後水で洗う(8分ほど)
- 適量の水で牛すじ・ダシダを入れて灰汁を取り煮る(10分ほど)
- 牛すじを取り出し、鶏ガラを入れて灰汁を取り煮る(30分ほど)
- タマネギ・長ネギの青い部分を加えてやや強火で煮込む(適量の水を加えながら30分ほど)
- 途中で鶏ガラを崩し水を加えて量を調整し煮込み終えたらザルでスープをこす
- 牛すじ・潰したニンニクを加えて煮る(30分ほど)
- お好みで牛乳も入れて少し煮込む
- 塩で調味して、輪切りにした長ネギを散らして完成
ほど良い歯ごたえの牛スジ肉もその濃厚スープに負けない存在感があって良い感じ。
そしてキムチの存在感もあなどれません。
ソルロンタンのマストアイテムとしてキムチは用意した方が良いと思います。
鶏ガラを利用したことで鶏脂がやや強めに出ているので、食べている途中でキムチによる味チェンジをするのがオススメです。
鶏ガラやダシダで代用し“白くならない”ので牛乳も利用
今回の調理ポイントは単純に“牛骨が無い”という部分。
ということは、牛の旨味が足りなくなることが考えられましたので、韓国の牛だし「ダシダ」を入れることで補いました。
ダシダを利用したことで味は美味しくなりましたが、そのせいかスープが“白くならない”んですよ。
この辺はお好みだとは思いますが、白濁しない部分は牛乳で補っています。
また、牛“骨”としての代用は「鶏ガラ」です。
鶏の骨である鶏ガラはスーパーでも売っていますし、お値段も100円程度の価格なので使いやすいかと。
とはいえ、何らかの機会で牛骨を手に入れることが出来ましたら、それで本来のソルロンタンを作ってみてモロモロと比較したいと思います。