東南アジアをイメージさせるその麺料理。
正確にはベトナム料理ですが、食べたことありますか?
フォーはお米から作られた麺。
他にも同じように米から作られるものでビーフンがあります。
「ケンミンの焼ビーフン」というのがお馴染みですから、日本人的にはそちらの方が有名かも知れません。
フォーはビーフンに比べて平たいので形が違うものになります。
本当はフォーを使い、パクチーも入れたいけど・・・
私は東南アジア系の料理も好きですので、モロモロと作って食べています。
がしかし、フォーが少々お高いんですよねぇ。
いや、お高いと言うか適正価格なんだとは思いますが、よく食べている同じ麺類の“3食パックのうどん”と比べちゃうとねぇ。
こういうの↓
だってコレ、3食分で100円切って80~90円とかで買えます。
例として
- うどん(ゆで):180グラム×3パックで90円ほど(3人前)
- フォー(乾燥):200グラムで250円ほど(3~4人前)
あれ?
こういう数字にしてみたら、なんかさほど変わらない気も・・・
でもやっぱり、うどんだと1食分30円。
フォーだと(多めに4人前計算したとしても)1食分60円以上。
もちろん「フォーはフォーで食べる」というのも分かりますが、それでも倍は違いますからね。
パクチー(ベトナムではザウムイ)
そして、本来は絶対的エース・不動のセンター『パクチー』。
それを入れることにより完成する訳ですが、このパクチーもやっぱりそれなりのお値段(1束200円ほど)がします。
お値段がしますと言うよりも“使用頻度がそんなに高くない”こと。
正直、使ったとしてもフォーにだけですから、束で買ってしまうと余りますよね。
ですので、「パクチーは香菜・薬味」。
その言葉を良いことに、私自身大好きな野菜のニラとかネギで代用しています。
フォー風ベトナムうどん
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- うどん2玉
- 鶏むね肉200g
- 長ネギ半分
- ニラ適量
- もやし半袋弱
- レモン果汁適量
- 水800ml
- 鶏がらスープの素大さじ1
- ナンプラー(ニョクマム)大さじ1
- 塩・黒コショウ少量
作り方
- 水以下の材料と塩コショウで下味をつけた鶏肉を入れて煮る
- 長ネギ・ニラを適当な大きさに切る
- 鶏肉に火が通ったら取り出して適当な大きさに切る
- うどん・もやし・長ネギ・ニラを順に加えて煮る(都合3分ほど)
- 鶏肉も含めて器に
- レモン果汁をかけて完成
相変わらず美味しい。
ナンプラー(ベトナムではニョクマム)
そして何と言っても『ナンプラー』。
これ↓
今回、本来ならば使うべき食材を色々とムリクリ代用していますが、このナンプラーだけは代用が効きません。
これだけは絶対に使わないと話にならない重要なファクターです。
ナンプラーは言わば東南アジア系の醤油といったイメージ。
「魚醤(ぎょしょう)」とも呼ばれ、カタクチイワシなどの小魚を発酵・熟成させて作ります。
ですので、やや臭くその香りは好き嫌いが分かれると思いますが必須材料です。
レモンも忘れずにね
そして最後に入れるレモン果汁。
これも非常に重要です。
その酸味がコレマタ東南アジアをイメージさせる味になりますから。
本物のレモンやライムでも勿論良いと思いますが、これも使用頻度による“フレッシュ感のもち”を考えると、レモン果汁を瓶買いした方がそれなりの期間は大丈夫ですからね。
この「本物レモンを使う件」や上記「パクチーもちゃんと入れる件」などについて。
今回はコスト削減もテーマにしましたが、4人家族とかで各材料が全体的に余ったりしなければそれぞれ本物を使った方がきっと良いんだとも思いますので、そこんとこヨロシク!