突然ですが、私は耳かき・耳掃除が大好きです。
現在は“耳かき”を使っていますが数年前までは大の綿棒派でした。
昔からのクセというのもありますが、頻度としては基本的に1日1回お風呂あがりなどに綿棒での耳掃除が日課。
三度の飯より好きではないですが結構上位に入る好きなコトでした。
がしかし、そうソレは1年前の初秋にやってくるのです。
耳かきのやりすぎが原因で外耳炎・中耳炎になるのか?
よく聞くじゃないですかぁ。
耳かき・耳掃除のし過ぎは良くないって。
そもそも耳掃除自体一切しなくても良いとも聞いたことありますよ。
とは言うものの、長年ずぅっと実施してきた部分もありますから中々やめられなくてですね。
耳かき依存症ですよ。
だって、気持ちいいんですもん。
案の定そんな耳かきのやりすぎが原因で1年前の初秋に耳の病気になりました。
耳が詰まっている感じの症状
症状としては、その年の夏くらいから「右耳のみ聞こえにくい」と感じ始めます。
特にお風呂あがりに耳に水が入ったとしても通常であれば右耳を下にして首を傾ければ直ぐに出てきてスッキリするのですが、この症状が出始めると水は中々抜けてくれません。
抜けてくれないと言うよりも、右耳を下にして首を傾けるほど逆にその水によって耳が詰まる感じさえします。
でもまぁ基本的にはほうっておくと知らない内に水は抜けています。
ですが私の場合この状態になると水は抜けずにいっつも耳が詰まっている感じになり、音の聞こえ具合も通常時の2割ほどに。
外の音も聞こえにくくなるのは勿論ですが、自分の発する声自体も頭の中でこもった音になってしまい会話しているボリュームが分からなくなるのも特徴です。
そうなると、ダメだコリャと判断し耳鼻科へ行くことになります。
原因は傷から菌に感染してしまうこと
耳鼻科に行くと、原因としては下記のような感じ。
- 耳掃除のし過ぎなどで耳の内部にキズが付く
- そのキズから何かしらの菌に感染する
- 炎症を起こし膿んだ状態になってしまう
感染と言っても、その菌が皮膚に普通に付着しても問題無いのですが、やはりキズ部分から体内に入り込むことが多いようです。
と言うことは、耳かき・耳掃除などの行為は皮膚を傷つけるリスクが増えるということなのでしょう。
逆に言うと傷つけない耳掃除なら問題無いとも言えますね。
私の場合、1年前に感染した菌は「緑膿菌(りょくのうきん)」というやつ。
そして今年。
クセになるのでしょうか。
ほぼ同じ時期に同様の症状が出まして、1年振りに耳鼻科に行って診察して貰ったら「肺炎球菌(はいえんきゅうきん)」というやつが原因でした。
去年とまったく同じ症状だったので今年もまた緑膿菌だと思っていたのですが今回は肺炎球菌。
原因として緑膿菌以外の別の菌にも感染することもあるんだなぁと知りました。
また、その時の体調とかも感染に影響する場合もあるみたいです。
体調が良い時には問題が無い菌だとしても、悪い時(免疫力が低下している)にタマタマ感染して膿が出てしまうこともあるようですね。
緑膿菌と肺炎球菌の感染治療には点耳薬『タリビッド』を
緑膿菌・肺炎球菌どちらにしても、私の場合の治療方法としては飲み薬と点耳薬でした。
飲み薬に関しては多分これ以上感染させないようにする成分のものだと思います。
で、点耳薬はコレ↓
はい、出ました。
お馴染みの『タリビッド耳科用液(タリビットとも)』。
1年前に初めて知りましたよ、点耳薬というものの存在を。
イワユル目薬(点眼薬)の耳バージョン。
首を傾けまして耳の穴にこの液体をさして5分ほどジッとして浸透させるようなイメージ。
点耳薬は1日に2回さします。
というような治療を約1週間ほど続けると元通りになるのです。
耳かき・耳掃除は気持ちいいからやめられない
毎年そんなこんなで耳の病気になっちゃいますが、やめられません耳掃除だけは。
- 耳かき・耳掃除の頻度を減らす(1週間に1回ほど)
- 綿棒をやめて柔らかい素材の耳かきタイプを使用
耳の穴の内部を傷つけるリスクを減らす為にこの辺りのことを気にしてはいます。
現在愛用している耳かきがコレ↓
綿棒だとその形状や太さ的なことから耳垢を中へ押し込んでしまう場合もあるようです。
なので、細めの耳かきで文字通り耳垢を“かき出せる”モノにしました。
また、この螺旋状だとかき出すのに良い構造だとかなんとか。
材質としても柔らかいですし、洗って清潔に保つことも可能ですのでコレを使っております。
この私の耳の病気。
何故かしら左耳は一切ならないのですよ。
と言うことは、右利きである私の右耳の掃除の仕方・力の入れ方などに傷つける問題がありそう。
左耳も右手で掃除するスタイルの私。
右耳を同じ側の右手で耳掃除する場合の角度とかに何か違いがあるのではと現在もろもろと検証中でございます。