その数59種(12月15日現在)。
私は「日本酒ノート」をつけ、飲んだ日付・店・銘柄・簡単な自分なりの感想などを記録していますので間違いない数だと思います。
ちなみにワインノートもつけています。
30代前半からワインにハマり、30代後半から現在に至るまでは日本酒をよく飲むようになりました。
料理も和食が増えてきて“ただ飲む”のではなく、意識として歳相応の食文化的な知識を得たいと思ったのが始まり。
そんな感じで2016年にも色々と飲みました日本酒。
いつ誰とどこで何の料理と合わせて飲むかでも味は変わってくるとは思いますが、独断と偏見と自己満で選んだ特に良かったもの『日本酒オブ・ザ・イヤー』を今回のブログ記事で発表したいと思います。
参考までに、去年の『【日本酒オブザイヤー2015】俺的には新政6・まつもと・吟の瞳』も宜しかったら読んで頂くとして。
匂いフェチなので香りが華やかで特徴のある日本酒3種を選んでみた
而今(じこん) 純米吟醸 酒未来 無濾過生/木屋正酒造(三重)
さすが人気の日本酒だけあって、香った瞬間に分かる美味しさでしたよ「而今(じこん) 純米吟醸 酒未来 無濾過生/木屋正酒造(三重)」。
とある居酒屋さんで頂きました。
香りも味も最高。
やはり「純米吟醸って美味しいな」と再認識させてくれる日本酒でした。
すごく美味しかったので自分でも購入しようと色々と酒屋さんやネットショッピングで探しても売っていません。
売っていてもプレミア価格的な感じで結構なお値段するんですよ。
『而今』は居酒屋さんなどの飲食店では飲めたりもするのですが、一般消費者が手に入れるのは中々難しそうです。
なので、手に入らず写真はカミングスーン。
冩樂(写楽) 純米/宮泉銘醸株式会社(福島)
続いては純米酒(精米歩合は60%ですが)でありながら、その香りに特徴がありました「冩樂(写楽) 純米/宮泉銘醸株式会社(福島)」です。
その香りは「メロン」。
メロン香と私は呼んでいますが、こういった香りに特徴がある日本酒を好きになる傾向があります。
くちあたりは優しいですが味はしっかりあって美味しいです。
飲んだ後に鼻に抜ける香りが又さらに良し。
この『写楽(しゃらく)』の同シリーズの“純米吟醸”も飲んだことがあるのですがコチラ純米酒の方が好み。
日本酒は吟醸志向が強い私ですが、こと『写楽(しゃらく)』に関しては純米酒の方が美味しく感じたのも面白いところでした。
八海山しぼりたて原酒 越後で候 青ラベル/八海醸造株式会社(新潟)
美味しいよと友人に勧められて購入してみた「八海山しぼりたて原酒 越後で候 青ラベル/八海醸造株式会社(新潟)」。
飲んでみたら確かに美味しかったです。
香りには青リンゴのニュアンスも感じたりとフルーティーで芳醇。
アルコール的な重さも少々ありますが飲み易いと思います。
こちら『越後で候(えちごでそうろう)』は有名な日本酒「八海山」の冬の時期に出る限定酒。
青ラベルと赤ラベルの2種類が存在し、私が飲んだ青越後は「アル添」いわゆる醸造アルコールを添加している日本酒です。
対して赤越後は純米吟醸。
12月のみの販売で数量限定商品でもあるよう。
そんな訳で、今年の『日本酒オブ・ザ・イヤー』を決めさせて頂きました。
2016年ももう直ぐ終り。
来年も良い出会いがありますように。