ひょんなことから「滋賀県」に行くことになりまして。
せっかく滋賀県まで行くのであれば、以前から行きたいと思っていたパワースポット『竹生島(ちくぶしま)』への観光旅行も兼ねようかと。
まずは滋賀県の地理的なことを把握
旅行に行く前にはしっかりとその土地の知識など勉強する必要があります。
土地・地理的なことを把握しつつ、当旅行のプランニングを練り上げるのが私のやり方です。
まず、生粋のマッパーでもある私は地図帳で滋賀県を確認です。
滋賀県、滋賀県と・・・「すげぇ、ほぼ琵琶湖だわ」
周辺の土地の方が少ないイメージも受けるほど。
今回の旅の目的地『竹生島(ちくぶしま)』は、その琵琶湖に浮かぶ島の一つです。
地図的なこと/京都との距離感
そんな琵琶湖を地図で見ていると、「京都も近っ!」と気付かされます。
琵琶湖を北から南と“縦長”とイメージした場合、おそらく滋賀県最大の都市・県庁所在地でもある「大津」が琵琶湖の南端。
そんな大津駅から左方向(西)に電車で10分(200円)ほどでもう京都駅です。
その近さから、じゃぁ京都観光もと考えるのは旅客として至極当然のこと。
※実際に京都観光もしてきていますので、後にブログ記事にしたいと思います。
当旅行の行程として、まず基点となる京都へ入ることにしました。
「竹生島」へのアクセス
南端の大津に対して、目的地の竹生島は琵琶湖の北側に位置しています。
調べてみますと、竹生島へのアクセス方法はクルーズ船の一択かと。
琵琶湖の左側に位置する「今津港」。
逆に右側の「長浜港」、長浜から南下しての「彦根港」の各3港が基点となりそうです。
琵琶湖の近景および遠景
せっかく琵琶湖に行くのであれば近くでも観たいし、その大きさを感じるためにも遠目から全景的に“引きの画”でも観たい。
近景は竹生島で見れるので、あとは遠景をどうするか?
- 琵琶湖の左側:志賀駅から打見山・蓬莱山「びわ湖バレイ」/標高1,100m
- 琵琶湖の右側:近江八幡駅から八幡山/標高271.9m
の2案のどちらかが良さそうです。
どちらもロープウェイで上がり、山頂から遠景を見ることができます。
びわ湖バレイの方が標高が全然高いので、より琵琶湖全景を楽しめるかと思いますが、今回は諸々の都合上「近江八幡」に行くことにしました。
という訳で、ルートとしては
- 京都駅を基点とする
- 京都から北上する感じで琵琶湖の左側「今津」
- 今津からクルーズ船で右方向「竹生島」へ
- 竹生島から さらに右方向「長浜」へ
- 長浜から南下してきて「近江八幡」
という、今回の滋賀県旅行は言わば『琵琶湖横断クルーズ 竹生島観光プラン』に決定しました。
琵琶湖横断クルーズ 竹生島観光プラン
京都駅【7時23分発】JR東海道山陽本線湖西線に乗車。
今津港観光船のりば
「近江今津駅」に到着【8時34分】。
駅周辺にはそんなにお店など無かった印象です。
近江今津駅から徒歩5分くらいで「今津港観光船のりば」に。
中には待合スペースやトイレもあります。
予約しておいた【9時30分発】のクルーズ船まで時間があるので、琵琶湖近景として周辺を散策。
うん。
充分に広さを感じます。
海かと思う大きさです。
フェリーってかクルーズ船で今津港から竹生島へ
乗船時間は25分ほど。
座席数120席ある大きさの船です。
室内だけでなく、2階のオープンデッキにも上がれましたので外に出て写真撮影も。
こんもりした感じの「竹生島」が見えてきました。
船の出入り口は埠頭的なところが一か所。
下から見上げるかたちで竹生島到着です。
竹生島の観光・拝観について
竹生島から長浜港へ向かう次の船が【10時55分発】なので、竹生島自体の正味観光時間は1時間となります。
- 竹生島宝厳寺 本堂(弁才天堂)
- 唐門/観音堂/舟廊下
- 都久夫須麻神社 本殿(つくぶすまじんじゃ/竹生島神社)
大きく分けると上記が竹生島での観光スポットとなるようで、イメージとしては島をひとつの寺社として捉えて拝観して回る感じかと思います。
正面入り口・参道。
売店・土産物店やお休み処も。
拝観料(入島料)600円を支払いまして、先へ進んで行きます。
まずは階段上って本堂へ
基本的に島(山)を登っていく感じになりますので、まず正面の「祈りの階段」からスタートです。
目指す本堂までの道すがら撮影してきた写真を幾つか投げ付け的に掲載。
わりと段数のある登ってきた階段を上から。
「竹生島宝厳寺 本堂」に到着し、中に入ってお参りをしました。
本堂から少しまた階段を上がりまして「三重塔」「宝厳寺宝物殿」。
この辺りが、この島の頂上という感じでしょうか。
ここからは下っていきます。
唐門・舟廊下
国宝「唐門」。
派手な作りですが、落ち着いた重厚感もあります。
門をくぐり進んで行きますと「観音堂」と木造の廊下が。
こちら「舟廊下」、なんでも豊臣秀吉の御座船・日本丸の一部を利用して造られているとかなんとか。
ちなみに、そこを外から見るとこんな感じ。
都久夫須麻神社 かわらけ無しよ
本来ならば、もう一つ観光スポット「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」があるのですが。
そこの琵琶湖に面した竜神拝所というところでは、小皿のような土器(かわらけ)に願い事を書いて湖面の鳥居へと投げ入れる運試し的な“かわらけ投げ”が出来ます。
がしかし、私が訪れた日はちょうど龍神祭という祭りが開催されており、一般の方は都久夫須麻神社境内への立ち入り不可だったのです。
まぁ当旅行の予定を組んだ時から、その祭り(境内への立ち入り不可)の事はウェブサイトに書かれていたので、それは承知の上だったのですが、行かれた方は“かわらけ投げ”をやってみる方が良いかも知れません。
竹生島観光の所要時間
そんなこんなでスタート地点まで戻ってきたのが【10時40分】でしたので、都合45分くらいで竹生島を回ってきた感じ(かわらけ投げ無し)です。
かわらけは投げていませんが、クルーズ船の出発時刻にあわせて充分に観光できる時間かと思います。
そして、ココから船に乗って次の目的地『長浜』へと向かいます。
帰り際、クルーズ船から“かわらけ投げ”の鳥居も見えました。
という訳で、また来るぜ、竹生島。