世界遺産『岐阜県白川郷』。
何となくテレビなどでよく耳にしていた白川郷へ旅行に行ってきましたので、その観光の様子を旅行記としてアップしたいと思います。
そもそも『白川郷(しらかわごう)』とは。
茅葺屋根の“掌を合わせた”でお馴染みの合掌造りの集落。
そういった伝統的な民家と懐かしい田畑のある農村。
昔ながらの良い意味での田舎の街並み。
その一帯が世界遺産に登録されています。
駐車場も兼ねているので、バスや車で来た場合はトイレや案内所やお土産屋さんなど一通り揃っていますから、この公園・広場が一番の基準地点になると思います。
今回のブログ記事『白川郷旅行記』もそんな「せせらぎ公園」からスタートです。
ちなみに『東京から白川郷への高速バスでの行き方』についてはブログ記事にまとめています。
すぐそばには「庄川」が流れており、橋を渡って白川郷のメインストリートへと入っていきます。
日本の原風景『白川郷旅行記』
橋を渡ったメインストリート付近には、イワユルお店が並んでいます。
食べ物屋さんとかお土産屋さんとか。
しかし、このメインストリートは私の思い描いていた“白川郷の風景”とはイメージが違いました。
というのも、それなりに車の往来も多く、茅葺屋根ではない建物だったりお店の看板文字とかを見てしまうと・・・
そういう“白川郷の風景”を期待してこの付近を歩くだけのプランだと、がっかり観光地になってしまう恐れもあるかも。
雰囲気を味わえないと言うか。
展望台は絶対に外せない撮影スポット
ですので、まずは白川郷全体を見渡せる「展望台」へ行くことに。
全体像を把握して、あの辺が茅葺屋根の家屋が多そうだなぁとか田園風景はアッチの方かなぁとか良さげな写真撮影ポイントを回る作戦を練る。
ということで、シャトルバス(片道200円)に乗ってまずは展望台へ。
発着場がやや分かり難かったのですが、メインストリートにあるJAひだ前の小広場みたいな所にバス停はありました。
歩いても行けるようですが、坂を上る行程を考えると15分は掛かりそうな距離感です。
そんな訳で「城山天守閣展望台」に到着。
やはり展望台からの景色は絵になりますね。
ここ白川郷の中でも、この「城山天守閣展望台」は絶対に外せない撮影スポットだと思います。
写真の内容として、中央を縦断している道路がメインストリート。
右上付近が高山駅⇔白川郷間のバス発着場「せせらぎ公園」。
で、この写真で言う左奥側に茅葺屋根の家屋や田園風景(緑)が点在しているのが分かりますでしょうか。
白川郷らしい写真はその辺りで撮影できると考えまして、その一帯へ向かうことにします。
白川郷らしい“茅葺屋根オンリー”の写真撮影は難しい
何となく写真の構図として茅葺屋根の家屋のみで構成されている方が雰囲気があるかなぁと。
ですが、茅葺屋根ではない建物も存在するので写真の構図が難しいと気付かされます。
そもそも茅葺屋根の家屋が集合している場所として、高山駅⇔白川郷間のバス発着場近くの「野外博物館合掌造り民家園」という所も。
私は時間の都合上行きませんでしたが、そういう写真を撮影したい場合は別料金ですが入園するのも良いかも知れません。
ちなみに、白川郷の中の幾つかのスポットは入場料が必要だったりしますが、白川郷の観光・散策自体は入場料などは要らず無料です。
そんな中でも撮影してきた写真を幾つか投げ付け的に掲載。
白川郷の茅葺合掌造りの家屋で最大の「和田家」。
文字通り写真に入りきりません。
昔ながらの建物だけじゃなく、こういった田畑・農村風景も良い感じ。
一般的に人が住んでいる民家もあれば、民宿も何店舗かあるよう。
つまり白川郷の茅葺合掌造りの家屋に実際に宿泊することも可能です。
「明善寺鐘楼門」。
こういった鐘楼の建物も茅葺屋根になっているのが面白いです。
白川郷観光・旅行プランの目的
以前に行きました、同じく世界遺産でもある『日光東照宮』。
東照宮の場合は陽明門・三猿・眠り猫・鳴龍など明らかな見るべきポイントが沢山ありますが、白川郷の場合はそういう箇所はさほど多くありません。
色々と見てまわることや写真撮影をしまくることも勿論目的のひとつですが、あくまでも白川郷の風景・雰囲気・くつろぎなどを“感じる”という部分が旅行の目的を多く占めるのかなぁと思いました。
私も帰りのバスまで時間があったので、前述した庄川の河原におりて少し休んだりと久し振りに自然を感じるということもしてみましたし。
という訳で、また来るぜ、白川郷。
今回は夏だったので、次来る時は冬の風景も見てみたいなぁ。