今回のブログ記事は【インドへの道 #9】。
この料理『チャナマサラ』はレシピ的には一応カレーに分類されていますが、明らかに“汁”な感じではなく御飯のオカズとしての位置づけもありそう。
料理名にあるチャナ=ひよこ豆という意味ですから、その通りの食材を使います。
「ひよこ豆?」
そう改めて言われてしまうと、どんな豆なのか説明できないことに気付かされた私。
ひよこ豆って何ぞ?
という訳で、イキツケのスーパーで「ひよこ豆」を探してみたらこのような缶詰が売られていたので買ってきました↓
って言うか、私の探し方が悪かったのか「ひよこ豆」と名が付くのはこの缶詰タイプのものしか売られていなかった気がします。
調べてみると「ひよこ豆」はスペイン語でガルバンゾと言うらしく。
そして、中身の豆はこんな感じ↓
この形状のお豆は、煮込み系の料理やサラダとかによく使われている気がしますね。
それではレシピの紹介です。
チャナマサラ(ひよこ豆のカレー)/北インド
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- ひよこ豆200g
- タマネギ半分
- ニンニク1片
- ショウガ1片
- 青唐辛子3本
- トマト半分
- サラダ油大さじ3
- バター10g
- 水100ml
- 塩適量
- 紫タマネギ(アーリーレッド)適量
- 香菜(パクチー)適量
- クミンシード小さじ1
- コリアンダー小さじ2
- ガラムマサラ小さじ1
- ターメリック小さじ1/2
- カイエンヌペッパー小さじ1/3
※クミンシードはホールスパイス
※コリアンダー以下はパウダースパイス
作り方
- ひよこ豆を倍の量の水に入れて一晩冷蔵庫で保管しておく
- サラダ油を熱してホールスパイス(クミンシード)を加える(中火で泡が立つまで)
- みじん切りにしたタマネギ・ニンニク・ショウガ・青唐辛子を加えて強めの中火で炒める(タマネギが明るめに色がつくまで)
- ざく切りにしたトマトを加えてペースト状にする
- 弱火にしてパウダースパイス・塩を加えて炒め合わせる(焦げないように30秒ほど)
- ひよこ豆・バター・水を加え強火でひと煮立ちさせ、フタをして弱火で煮る(5分ほど)
- 適当に豆をつぶしながら全体を混ぜ合わせる(何度か繰り返す)
- 塩で調味して、みじん切りにした紫タマネギ・ざく切りにした香菜を散らして完成
ちなみに今回私はこの『チャナマサラ』をライス(白御飯)と共に食べました。
ライスとチャナマサラを少しずつスプーンに取って食べるといった、いわゆるカレーライス方式。
味の感想としては、ひよこ豆がホクホクしていて美味しいです。
予想よりも意外と辛めに出来上がった気がします。
もう少し汁気があっても良かったのかなぁとも。
また、紫タマネギを最後の仕上げで入れますが、このシャキシャキとした食感が豆のホクホクとよく合って美味しかったです。
必須とまでは言いませんが出来れば入れた方が良い食材だと思います。
出来るだけ簡単に短時間で
本来のレシピとしては豆を下準備として調理前に煮るのですが、その時間は1時間とのこと。
結構、下茹で時間が掛かるじゃないですかぁ。
多分その煮る工程をすると、もっと豆は柔らかく美味しくなる気がします。
ですが正直メンドクサイ感がありまして、はははっ、ハショっちゃいました。
でもそれで美味しく作れましたので下茹で無しで大丈夫かなぁと。
簡単に短時間で作れますし。