今回のブログ記事は【インドへの道 #5】。
「インドを知る」という目的のもと作ってみたインド料理のひとつ、以前のブログ記事でも紹介した「チキンティッカ」↓
このようにインド料理でチキン・鶏肉を利用したものと言えば、チキンティッカやタンドーリチキンがやはりお馴染みかと。
私のイキツケのインド料理屋さんでもポピュラーなメニューとして存在しています。
で、今回はそれほどポピュラーではない『チキン65(シックスティーファイブ)』と呼ばれる鶏肉料理の新定番について書いてみようと思います。
まずは、そのレシピから。
チキン65/南インド
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- 鶏もも肉300~350g
- 塩コショウ適量
- おろしニンニク小さじ2
- おろしショウガ小さじ2
- 片栗粉小さじ2
- 溶き卵1個分
- 青唐辛子2本
- ニンニク1片
- ショウガ1片
- サラダ油大さじ2
- 塩小さじ1
- 砂糖小さじ2
- ホールトマト60gほど
- 香菜(パクチー)適量
- クミンシード小さじ1
- パプリカ小さじ1
- クミン小さじ1/2
- 黒コショウ小さじ1/2
- カイエンヌペッパー小さじ1/3
※クミンシードはホールスパイス
※パプリカ以下はパウダースパイス
作り方
- 皮をむいて一口大に切った鶏肉に塩コショウ・おろしニンニク・おろしショウガをもみ込む
- 片栗粉をまぶし溶き卵も絡めて揚げる
- サラダ油を熱してホールスパイス(クミンシード)を加える(泡が立つまで)
- 青唐辛子・ニンニク・ショウガを加えて炒める(ニンニクに少し色がつくまで)
- パウダースパイス・塩・砂糖・ホールトマトを加えてなじませ沸騰させる
- 揚げておいた鶏肉を加えてタレとよく絡ませる
- 香菜を混ぜ合わせて塩で調味し完成
美味しいですし、不思議な感じでもあります。
と言うのも、酢を使っていないのに「酢豚」の味をイメージさせる何かしらがあると思います。
香辛料のスパイシーさとトマトの酸味がしっかりと効いているからでしょうか。
また、鶏肉自体もプリプリに感じられ美味しく出来ました。
作り方として簡単に言うと、要はまず鶏肉で唐揚げを作り、それをスパイスと和えて炒める。
そんな作り方からこの料理名を日本語的に言うと「揚げ鶏のスパイス和え」という感じです。
チキン65(シックスティーファイブ)の由来
この『チキン65(シックスティーファイブ)』という料理名の由来については色々な諸説がモロモロと沢山あるようです。
その由来・理由の一部として「本来の作り方は手順として65段階必要」だとか「材料が65種類必要」だとか。
もしそうだとしたら、そんな手のかかる料理ならば流石に面倒くさいなぁと思っちゃいますよね。
簡単に言うと「スパイシーな唐揚げ」である
辛さについては後から結構ヒリヒリと来る感じ。
そもそも完成系の色が“赤い”ですからそれなりの辛さはあると思います。
ですが、その辛さ・スパイシーさで非常に食が進みます。
パウダースパイスだけでなく、ホールスパイスにもクミンを使っているので香ばしいのも特徴ですかねぇ。