さて、秋の味覚と言えば『サンマ』。
出始めは結構お高い値段ですが、9月下旬にもなれば良い感じに落ち着いてきます。
1尾100円というのが分かり易いサンマの一般的な価格でしょうかねぇ。
“出来るだけ旬モノを食べる”というスタンスの私は、この時期には例に漏れずサンマを食べるようにしています。
基本的にはお刺身や塩焼きなどで頂く訳ですが、やはり正直言うと飽きてきてしまう感も否めません。
ちなみに、『サンマの刺身やなめろう』については以前のブログ記事に書いていますので宜しかったら読んで頂くとして。
サンマのつみれ汁
じゃぁ、お刺身や塩焼きに続くサンマ料理って何だろう?
もちろん色々あると思いますが、生食・焼きと来たら次は煮物系だろうと勝手にイメージ。
シカーモその違いをより出す為に“汁もの”なんか良いんじゃないかと。
で、サンマの汁ものと言ったらそりゃ「つみれ」でしょうよ。
そこそこ簡単なレシピ
材料(2人分)
- サンマ2尾
- 味噌小さじ2
- 片栗粉小さじ1
- ショウガ(すりおろし)適量
- 水(例えば鰹・昆布だし)600ml
- ダイコン適量
- ニンジン適量
- 豆腐適量
- 長ネギ適量
- 味噌大さじ3弱(お好みで加減)
- みりん小さじ1
作り方
- サンマを三枚に下ろして骨も取り皮を引く
- サンマを小さく切って包丁でミンチ状にする
- サンマ・味噌・片栗粉・すりおろしたショウガをよく混ぜ合わせる
- 適当な大きさに切ったダイコン・ニンジンを水(出汁)に入れて弱火で煮る(根菜が柔らかくなるまで)
- スプーンなどで団子状に丸めたサンマつみれを加える
- つみれに火が通ったら、味噌・みりん・豆腐を加えて少し煮る
- 器に入れて長ネギをのせるのはどうでしょう
汁を飲んだ瞬間に「旨いっ」と言っちゃいました。
サンマの旨味とショウガ&味噌風味がよく合いますね。
ネギの苦味も良いアクセントですし、ダイコンやニンジンにも味がよく染みていて美味しかったです。
作る前は別に入れなくても・・・と考えてましたけど、これら根菜も欠かせない食材かも。
ふわふわで臭みも無い絶品つみれ
つみれは柔らかく口に入れると、ふわふわでホロホロとくずれる丁度良い食感。
特筆すべきはサンマの変な生臭さも無いところです。
これもショウガや味噌のおかげでしょうか。
サンマは普通に三枚に下ろして、そんな気にする必要も無いとは思いますが小骨までしっかり取って皮を引いてからミンチ状にします。
包丁で充分ミンチ状になりますので、すり鉢やミキサーなど別器具を使わなくて済むのも良いところですね。
サンマ2尾を使って団子(つみれ)を5~6個作るようなイメージ配分です。
味付けとしては味噌の量が決め手
今回の「つみれ汁」は鰹・昆布だし以外にも味噌でしっかりと味付けしています。
ですので、やや味噌の味が濃かった気もします。
水ワンカップに対して大さじ1も使わなくても良さそうです。
サンマつみれ自体にも味噌を使っていますし。
逆に塩は一切使わない。
それで充分な味付けだと思います。
いわゆる「味噌汁」を作るような感じでもありますので、味噌の量はお好みで調整をお願い致します。