今回はハンドドリップ時に使用する「フィルター」のブログ記事。
一般的には“紙(ペーパー)”フィルターを使うことが多いかと思います。
そんな私もペーパーフィルターを使ってドリップしていましたが、慣れてくると味チェンジしてみたくなるじゃないですかぁ。
という訳で今回、ネルドリップ感も楽しめると話題の『クロスフィルター』を買ってみましたのでブログに書いてみようと思います。
クロスフィルター(IFNi ROASTING & CO.別注)リネン/ILCANA(イルカナ)
紙ではなくて素材はリネン(麻)。
使い方としてはペーパーフィルターと同様でコーヒードリッパーにセットして利用します。
ペーパーフィルターは使い捨てですが、こちらは使用後に水で洗って乾かし繰り返し使える仕様。
以前のブログ記事で紹介した『セラミックドリッパー(ハリオV60別注カラー)』と同じブランド「イルカナ(ILCANA)」のクロスフィルターです。
クロスフィルターの特徴
クロスフィルターのクロスは“布”という意味になるかと思われます。
布と言えばネルドリップ方式があり、紙のフィルターよりも美味しいとかなんとか。
私はこちらのペーパーフィルターを使っていましたが、ネルドリップにすると味は変わるのだろうかと興味もあり。
がしかし、ネルドリップは後始末や保管的なことが面倒くさいとのこと。
ですので興味はありますが、憧れのネルドリップには中々手を出せずにいました。
そんな中、この『クロスフィルター(IFNi ROASTING & CO.別注)リネン/ILCANA(イルカナ)』なるモノを見つけまして。
こちらのクロスフィルターの特徴は下記のような感じ。
- コーヒーの味などはペーパーよりもネルドリップに近い
- 後始末は水洗いして保管方法は乾燥させる/繰り返し使用可能
- 基本は円錐形ですが台形ドリッパーなどにもセット可能
クロスフィルターとペーパードリップとの味の違い
実際にリネンのクロスフィルターでドリップして飲んでみました。
同じ豆を使って水の量など抽出方法も同じにして、いつものペーパードリップとの違いを比較。
「ん?香り味ともにスッキリしたかな」という第一印象です。
これはペーパーよりも速いスピードでドリップされることが影響している気もします。
悪く言うとしたら、抽出方法によっては“薄め”になり易いのかも。
いつもより遅くゆっくりとドリップしたら「嫌な苦味などが取れて飲み易くスッと入ってくる味になった」という第二印象。
周りに感じた余計な雑味が取れコーヒーのストレートな綺麗な味になったという感じでしょうか。
抽出方法やテクニックなど含めて、もう少し研究が必要そうなクロスフィルターです。
後片付けのし易さはペーパードリップに軍配
後片付けの処理はペーパードリップの方が明らかに楽チン。
そのフィルターごと捨てられますから。
クロスフィルターは布部分にコーヒーの粉がくっついてしまうので一気に全部は捨てられません。
くっついて残ったものを水で洗い流すことになるのが少し気になる部分。
洗ったクロスフィルターは意外とすぐ乾くので、次の日には全然使用可能です。
1日に何度かドリップする人は予備の2枚を使うことになるかと思います。
という訳で『クロスフィルター(IFNi ROASTING & CO.別注)リネン/ILCANA(イルカナ)』。
これからよろしくお願い致します。
でも、そうは言っても次は憧れのネルドリップも試してみたくなっちゃうんだよなぁ。
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