まずはこの画像をご覧ください↓
ボールペンの持ち方を変えずに、各方向に対して中心から外側に向けて8つの線を書いたものです。
画像だと分かりにくいかも知れませんが、左下方向だけインクが“薄い”“かすれる”線になっています。
ふと気付いた時には、既にこのように一方向(左下)に対してだけが薄くなっていました。
面白いもので、この方向に書くと必ず“かすれ”ます。
例えば「木」という文字であれば3画目だけ。
カスタム74ボールペン かすれてインクが出ない件
そんな私が使っているエースボールペン「カスタム74 BKK-1000R-B/PILOT(パイロット)」。
まぁかすれはしますが、気にせずに使っていました。
ですが「カスタム74」って言ったら定価1万円するそれなりの高級ボールペンですよ。
持った感触や書き味はもちろん、高級ボールペンならこういう細かな所もちゃんとして欲しいなぁと思い始め。
で、一度思ってしまったからには、もうどんどん気になり始めて文字を書くたびに軽めのストレスに・・・
ボールペンのインクがかすれる原因
じゃぁ何でボールペンのインクがかすれるのか?をネットで調べてみると色々と情報が。
インクが無くなってきた、なんて理由は論外として。
- インクが固まった
- インクのチューブ内に空気が入った
- ペン先が傷ついた・・・
「ペン先が傷ついた!!」
金属製定規で線を引いたりするとペン先が傷つくことがありますって書いてある・・・
・・・はい。
私、金属製の定規でモロに線引いたりしてました・・・
ボールペンのインクが出る仕組み
簡単に言うと、その名の通りペン先にボールが有り、そのボールが回転することによってインクが流れて紙に文字が書ける。
ペン先にキズが付いたり変形するとボールが正常な回転が出来なくなりインクの出が悪くなるみたい。
インクが固まったなどの理由だと全方向に影響しそうですが、このキズが付いた場合は一方向に対してだけ影響が出るのも頷けます。
ペン先のキズが付いた、その箇所だけが影響を受けてかすれてしまう。
今回の私の場合はまさにソレが原因だなと。
ペン先が傷ついた時の対処は替芯の交換
インクが固まった時は温めるなどの対処方法もあるようですが、キズの場合は“交換”しかないみたいですね。
まぁそりゃそうかと思い、新しい「カスタム74ボールペン」用の替芯を購入しました。
替芯「BRFN-30M-B/PILOT(パイロット)」。
お値段1本300円ほど。
この新品の芯に替えて、実際に色々と書いてみたところ完璧に復活。
全方向ぬらぬらインクの書き心地に戻りました。
ボールペンは意外とデリケートで、床に落としたり衝撃によってもキズが付いてしまうみたい。
今後は気を付けて使っていきたいと思います。