モノのこと

益子焼の丼を釉薬での変化を意識して買う!実際に見て触って

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Gallery+Shop Loquatから
お誘いのハガキが届きまして。

陶芸家・鈴木宏美さんの陶展に

場所は、横浜・元住吉。


なんか久し振りに来ましたね。

駅を出て綱島街道まで行き、道路を渡って住宅街の道に入っていきます。


道を進んでいくと、良い感じに草の生えた川だと思われる所に着きます。



そんな川の小さな橋を渡ると、駅から都合徒歩5分ほどでしょうか、今回の目的地『Gallery+Shop Loquat』に到着です。


今回の陶展での私のお目当て、そうそれは“丼”。

食器集めが趣味の私、丼をあまり持っていないことに気付いた2014秋。

なんかプラスチックみたいな器と、吉野家でスタンプ貯めて貰ったオリジナル丼しか無いんですよ。

また、最近はマイブームで親子丼やカレーうどんをよく作りますので、それ用の丼が欲しいなと。

行く前はまぁそうは思っていたのですが、行ったら行ったで見たら見たで「あれも良いな、こっちも良いな」とも。

だって色々とあるんですもの。




少しくすんだ青系の色合いを持つ丸皿も非常に気になったのですが、初志貫徹。

丼で良さげなのがありましたので、そちらを購入させて頂きました。

作家さんオリジナルの焼き物


今回はこちらの丼を購入しました。

とは言っても、コレとは別にもうひとつ似たような形のモノもありまして。


「少し浅めで幅広(右)」「少し深めで幅狭(左)」の二種類。

幅広タイプはどちらかと言うとラーメンどんぶりのイメージですかね。

私は自宅でラーメンを作らない派だということと、幅狭タイプは今回狙いの御飯系の丼物のサイズ感だったということ。

「じゃぁ、コッチだな」と、少し深めで幅狭の丼に決定しました。

また、その同じシリーズでも幾つかのモノがあります。

と言うのも、作家さんがオリジナルで作る焼き物は色々な要素によって、その形状や色合いなどの違いが微妙に出てくるのです。

釉薬によって変わる

釉薬(ゆうやく)とは液体・薬品で、焼き物を作る際に器の表面にかけてから焼きます。

その釉薬の濃さ薄さや、器へのかけ方で変わるのは勿論のこと、かけた後の重力的な垂れ方でも変わってきます。


外側。


クルッと回して反対側。

また、ちなみに、釉薬が濃くしっかりと付いている箇所は素地がコーティングされていることになるので焼き目(焦げ目)があまり付かない。

逆に薄めな箇所は素地である土が焼けやすく、焦げることにより色の茶色が強くなります。


つまり理論上、釉薬をひしゃく掛けする時に器の高台を持って逆さにしていると、釉薬はクチを付けるフチ側に垂れて集まるのでその部分は茶色には焼けずに白っぽくなります。

で、そんなハードに焦げ目が付いているモノや逆にあっさりと白系部分が割合的に多いモノとありまして、その中でも悩みに悩んで選び抜いたのが今回のソレです。

あと、手で持つ丼な訳ですから自分の左手で持ってみた感触も大切にして選びました。

これも微妙ですがそれぞれ違いますからね。

色移りの心配は?


内側の雰囲気はこのような感じ。

先にも書きましたが、この丼はカレーうどん等にバシバシ使っていきたいとも考えています。

そこで気になるのは器への色素沈着です。

聞いてみたところ「そんなに気にしなくても大丈夫」とのこと。

コーヒーやお茶等の茶渋系はそれなりに色移りを気にする必要があるので、コーヒーカップで使うような陶器はケアが必要。

コーヒー好きな私でも、この丼でコーヒーを飲むことは流石に無いので大丈夫だと思います。

とは言うものの、一応いつもの実使用前の“お米のとぎ汁で煮沸”は実施しようと思っています。

大切に使っていきたいです。
有難う御座いました。


いつかは、こんな立派で素敵な花器も。

陶芸家 鈴木宏美さんのウェブサイト
http://hiroron.petit.cc

Gallery+Shop Loquatさんのウェブサイト
http://blog.livedoor.jp/nangoo_glass-loquat/

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