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【山梨観光】昇仙峡へバスで!夏の渓谷ハイキングは結構きつい

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私は地理や食文化に関する知識をより深めるために『47都道府県制覇』を目的・目標にしている訳ですが、今回はその5個目となります。

交通手段としては車ではなくて、電車・バスを利用しての小旅行となりました。

と言うのも、最終目的が「ワインの試飲」でしたのでマイカーは無理かなと。

出発~

まず、アクセスの基点となるのは八王子駅。

八王子駅
この八王子駅から、8時ちょうどではない7時4分発の、2号でもないあずさ71号に乗って甲府駅を目指します。

ちなみに、6両編成の後ろ2両の自由席は満席で座れませんでした。

次の停車駅の大月でポロポロと空いたのでそこからは座れ、いしわと書いて石和(いさわ)温泉駅にも停車し、約1時間ほどで甲府駅に到着です。


そして一つ目の目的地『昇仙峡(しょうせんきょう)』へは南口バスターミナルから山梨交通のバスに乗ります。


昇仙峡は渓谷です。
流れる川沿いを歩いて散策するプランなのですが、大きく分けて2つ。

  1. 甲府駅からバス →(30分)昇仙峡口バス停下車  川下から上り歩くプラン
  2. 甲府駅からバス →(50分)昇仙峡滝上バス停下車 川上から下り歩くプラン

事前のスケジュール検討にて最初は案2を考えていたのですが、そもそも当プランで歩いた場合「何時間位かかるのか?」を確認したく数日前に観光協会に電話して聞いたところ、「下っていく景観よりも上りながらの景観の方が私は好きですねぇ」との情報をゲット。

「じゃぁ、そうします」と案1にすんなり変更。
上りだと2時間はみた方が良いとのことでしたので、それに合わせスケジュールを調整。

で、実際に上ってきた訳ですが、「いやぁ、きつい。」これ相当きつかったです。

天気が少々曇りだったのでまだ良かったとも思いますが、行ってきたのは真夏の気温が高い日。

汗ダックダクになりながらも上ってきた昇仙峡の渓谷。

その一部始終を見よ。

昇仙峡(しょうせんきょう)


甲府駅からバスで30分ほど、バス停昇仙峡口へ到着です。

長潭橋(ながとろばし)


言わば、この橋がスタート地点・昇仙峡への入り口。


この橋から見えるこの川沿いを上流へと歩いていくことになります。

ここ近辺にはトイレがあったり駐車場もありましたのでスタート地点には良い場所ではないでしょうか。


この駐車場のように、これから歩いていく道はアスファルトで整備されているので(険しい山道とかではないので)歩きやすいとは思います。

色々な巨石群

この川沿いルートでは巨石群や山の岩肌などの石・岩を見て楽しめます。

それと言うのも、この渓谷は岩が川に削られたことにより作られたものらしく、そういう意味でも「石・岩」がメインとなっています。



亀石


オットセイ岩


ラクダ石

と、スタート地点からそれぞれネーミングされた巨石がいくつも在ります。

最初は、「俺が全部の石を写真に撮るんだっ!」と小学生男子にありがちな勝手な使命感を持って臨んでみたものの、数点撮影したら「はい、や~めた」と40歳のオジサンはあきらめ。

そしてまだまだ続きます。

ハイキング?景観ポイントのみ見て回る?


途中にはいくつかの橋もあり対岸に渡れ、ルートも色々と変えることができます。


で、もうこの辺りで息あがってヒーコラ言ってます。

基本的には全ての道程が上りなので、もう汗ダックダクで、いやホントに熱中症になるかと思いましたよ。

水分補給は勿論のこと、タオルとか着替えとか持って行った方が良いですよ。

道路としては人工的なので秘境を歩いている感じはないのですが、景色的には川には大きな石がゴロゴロ、岩肌が見えている山々と緑。

勝手なイメージでは中国の山深いトコにありそうな雰囲気の自然で良い感じです。

ですが、そんな自然の景観にひたっていると後ろから来る車にどんどんと抜かされていきます。

歩くことや運動が好きな方はハイキング的な目的で、そうでない方は渓谷の上まで車で来て景観ポイントのみ見て回るとかにした方が良いかも。

と言っても道すがら、休憩できるお店などもあるので良きタイミングで休憩することも可能です。

そしてまだまだ続きます。

覚円峰・石門

「もぅ歩けないよぅ」と泣きそうになっている時に、この昇仙峡プランで一番見たかったポイントに到着です。

皆さんご存知 覚円さんがその頂上で修行に励んだとされる『覚円峰(かくえんぽう)』↓


すっごい高さ(約180メートル)のある岩です。

そして、天然の岩アーチ『石門(いしもん)』↓


下から上りに向かってパシャリ。


逆に、上から下りに向かってパシャリ。

この石門は、大人が普通に立って十分通れるほどの高さ・大きさがあるのも凄いのですが、二つの石はくっついていないのも又凄い。


という事は、上の石はせり出した状態を保ってるって事ですよ。
自然の力って凄くて不思議ですね。

そしてまだまだ続きます。

仙娥滝


ここまで来たらゴールの『仙娥滝(せんがたき)』までもう少し。

あぁ、上の画像の小さい滝のことじゃないですよ。

こっち↓


約5キロメートルの距離を下から休憩無しで上ってきて約1時間15分。

非常に疲れましたが、この滝まで来ると「俺はやり遂げたんだぜ」と清々しい気持ちになっています。

ここだけ他のお客さん達が多く居ました。

それと言うのも、ここの直ぐ上が渓谷の頂上的な場所でしてお店等も沢山あったりします。

そこまで車で来ちゃって、少しだけ下りてこの滝だけをポイントとして見るという方も多そうです。

そしてこの昇仙峡。
結構“水晶押し”なんですよね。

ロープウェイ

先の『仙娥滝』付近が“頂上”的な言い方をしましたが、厳密に言うと又ここを起点として昇仙峡はさらに広がりを見せます。

山へ入っていくルートだったり『荒川ダム・大滝』方面だったりと、もう色々と。

私の場合、この後の旅行スケジュールが意外とキツキツでしたので、ここをゴールとし予定通りにバス停昇仙峡滝上から甲府駅に戻りたいと思います。

で戻るんですが、そうは言ってもバスの時刻まで45分ほどはありましたので、ロープウェイに乗ってもう少し山を攻めてみることにしました。


片道5分ほど。
頂上に到着。


乗ってきたのは、ゆめちゃん号。


うん。
単純に景色が良くて、それなりに標高が高くなったからなのか涼しくて気持ち良いです。

山頂には軽食が食べられるお店などがありました。

そして、汗をかいて良い運動をしてきた訳ですから、涼しくて雄大な景色もある中で一杯やらさせて頂きました。

そんな飲んだ勢いで武田信玄公の【faceboard】に顔突っ込んで写真を撮ってみたりと、30分位のんびりと休憩です。

ここには『浮富士広場』なる場所がありまして、パワースポットって書いてあるので何らかのパワーが出ているのでしょう。


右に目をやると、確かに良い景色が見られます↓


雲にかかってしまっていますが奥の方に富士山も。

今回来たのは緑豊かな夏の季節。
なんでも、秋の紅葉シーズンも非常に良いみたいですね。

そして、そんな昇仙峡に別れを告げ、山梨県の郷土料理『ほうとう』を食べに甲府駅までバスに乗って戻るのです。

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